サイゼリヤの９～５月期決算は純利益49％増で７年ぶり最高益

[TAROSSAさん]

サイゼリヤが発表した2016年９月～17年５月期の連結決算は、純利益が前年同期比49％増の55億円で、同期間として７年ぶりに最高を更新したそうです。

割安感のあるメニューで、節約志向の消費者の取り込みに成功し、主要食材の調達コストの低下や、中国事業での税負担の軽減も寄与したようです。

売上高は１％増の1089億円で、既存店売上高は９～５月累計で前年同期比2.9％増加したそうです。

「辛味チキン」など低価格メニューの販売が好調で、客足が伸び、客単価も726円と６円ほど上昇したそうです。

記者会見した堀埜一成社長は「ディナーの時間帯の来店客数が増え、単価上昇につながっている」と話したそうです。

営業利益は35％増の80億円で、円相場が豪ドルに対して上昇し、オーストラリアから仕入れるホワイトソースなどの食材価格が下落し、採算向上につながったようです。

中国で税制が改正され、同国での事業にかかる税負担が軽減したそうです。

2017年８月期通期の業績予想は据え置き、売上高は前期比２％増の1472億円、純利益は36％増の75億円を見込むそうです。

景気は拡大しているといいつつ、節約志向の消費者は多いようですね。

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