経営再建中の液晶大手ジャパンディスプレイ（ＪＤＩ）は、表示できる面積を広げたスマートフォン向けの新型液晶パネルの量産を始めたそうです。
スマホ向けで採用が進む有機ＥＬ（エレクトロ・ルミネッセンス）に対抗するそうです。
これまでのスマホ向けの液晶パネルでは、画像が映らなかった部分が下部に最大で10㎜前後あり、スマホの画面全体を有効活用できていなかったそうです。
パネルの下部に電子部品を搭載していたためで、新製品では液晶の裏に部品の配置を変え、スマホの大きさいっぱいに画面を表示できるようにし、今秋発売の新型スマホに採用されるとのことです。
ＪＤＩは主力の顧客である米アップルがパネルを液晶から有機ＥＬに移し始めており、業績の悪化が予想されているようです。
ＪＤＩは有機ＥＬとともに、今回の製品を含めた液晶パネルも強化し、巻き返しを図っているそうです。
これで業績も改善に向かうといいですね。
6740：198円
