米国債10年物の金利が2.16%を割り込み(2.159%)
ドル円相場は109円台半ばまで円高が進んでいます。
それでも日経平均株価は2万円台を維持していましたが
先物市場にMSQ絡みと思われる断続的な売りが出たことで、敢え無く撃沈しました。
ただ機関投資家の空中戦はギリギリまで続くものとみられ
ABNアムロやG.Sの出方によっては、今週はボラの大きい相場が続く様な気がします。
<長期金利が低下している要因と今後の見通し=大和証券>
http://www.daiwa.jp/products/pdf/weekly_usbond.pdf
<米国のインフレ率推移>
(CPI=アメリカ合衆国労働統計局、PCE=アメリカ合衆国経済分析局)
(ご参考)
*CPI=消費者物価指数、PCE=個人消費支出指数
http://hirose-fx.co.jp/category/market/e_indicator/usa/11.html
*関連記事「米CPIが2017年3月、1年ぶりに前月比マイスへ」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-04-14/OOELRRSYF01S01
*関連データ
https://jp.tradingeconomics.com/united-states/inflation-cpi
ところで市場は6月利上げを織り込み済みだと考えられていますので
万一見送られた場合は一段と円高が進む可能性がありそうです。
因みに次回の「米CPI」発表は6月14日の予定ですが
同日はFOMC終了後の政策金利発表とイエレン議長の定例記者会見が重なるため
金利の変動に要注意という意味で、6月8日に続く「第2のXday」だと考えています。