日立製作所は、三菱重工業と手掛けている南アフリカの石炭火力発電事業に関し、三菱重工が897億ランド（約7634億円）の支払いを請求したと発表したそうです。
昨年３月に請求した482億ランド（約3790億円）から約２倍に引き上がったそうです。
日立は「法的根拠に欠けるため応じられない」とし、三菱重工は「請求していることは事実だが、詳細は協議中で言えない」とのことです。
日立は平成19年に南アで石炭火力発電所を総額約5700億円で受注し、その後、平成26年に三菱重工が65％、日立が35％を出資して火力発電関連事業の新会社を立ち上げ、南アの事業を引き継いだそうです。
三菱重工は工事が遅れて赤字となったことから、新会社発足時の契約に基づき日立に一部支払いを求めましたが、日立側は応じず、協議は平行線をたどっているようです。
泥仕合といったところでしょうか。
6501：676.7円、 7011：467.1円
