シンガポールに注目している。
しかし、ここ日本でシンガポール株に投資する手段はかなり限られている。
ST指数のインデックスファンドやETFは、日本で今のところ販売されていないのだ。
ただし、シンガポール株のアクティブファンドや、
シンガポール株のインデックスを一部組み入れているファンドはある。
そんなわけで、今回はシンガポール株のアクティブファンド、
シンガポール高配当株式フォーカス を調べてみた。
(純粋なシンガポール株ファンドは今のところこの一本!)
まずは上記シンガポールファンドと、
シンガポールの株式指数であるST指数をYahooファイナンスで比べてみたんだが…
(※青がST指数、赤がシンガポール株ファンド)
遠く、遥か彼方の水平線は、7月から11月まで続いた。
見事にまったいら。舗装は完璧なようだ。
なるほど、ST指数は値動きがまったく無かったのね。
って、いや いや いや。そんなわけは無い。
2016年7月~11月の期間、ST指数に何があった?
いやいや、長期にわたり変動がないってことは考えづらい。
そこで、ブルームバーグのチャートでST指数を見てみると…
ちゃんと山と谷がある。
ってことは、Yahooファイナンスが去年の7~11月にST指数をフォローできなかったという事が発覚。
Yahooファイナンスに一体何があった?
(ちなみに、ハンセン指数などの他の指数は問題なさそうだ)
原因はわからないが、この様に情報という物は発信元一つだけでは不十分。
正確を期すならば、裏取りが必要だ。
と言っても今回の様に分かり易い間違いや情報不足はまれだ。
我々はもっともらしい情報や発信源を疑いなしに信じてしまう。
もっと言えば、疑うことすら忘れてしまう。
全ての情報に対して裏を取るのは大変だが、
情報の溢れる昨今、たまには立ち止まって信憑性を確認したいものである。