「ポケモンＧＯ」を遊び始めると、当初は１日当たりの歩数が平均１千歩近く増えるものの、効果は長続きせず、６週間後には以前と同程度に戻っていたという研究結果を、米国のグループがまとめ、英医学誌に発表したそうです。
「ポケモンＧＯ」は、スマホを持ち歩いていると、実際の街の地図を表示した画面に、ポケモンが現れるゲームで、街を歩きながら色々なポケモンを探してつかまえられ、健康への効果も指摘されていたそうです。
実際の効果を検証するため、米ハーバード大などのグループは昨年８月、歩数を自動的に記録する機能がある「iPhone6」を使って「ポケモンＧＯ」で遊んでいる米国在住の18～35歳計560人に、ネットを通じて研究に参加してもらい、記録を分析したそうです。
その結果、ゲーム開始から１週間は１日当たりの平均が5123歩で、開始前の４週間は４千歩台で推移しており、グループは955歩分の増加が「ポケモンＧＯ」に関連しているとのことです。
ただ、その後は歩数が減り続け、６週間目は１日当たり平均3985歩だったそうです。
グループは「ポケモンＧＯの健康への影響は穏やかなようだ。多くの身体活動への介入のように、歩数の増加は続かなかった」と結論づけたそうです。
なんとなくわかりますね。
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