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急落分を埋める驚きの4桁上昇、当面はご祝儀相場が続くか

11月10日(木) 16:54
急落分を埋める驚きの4桁上昇、当面はご祝儀相場が続くか



 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1935/値下がり48。きのうが値上がり43/値下がり1934で、ほぼ間逆の全面高相場。主力どころでも2桁の上げを記録するものも多く見られた。三菱UFJFGや野村HD、第一生命など金融株が大幅高、三井不など不動産株も強い動き。コマツや日立建機、タダノ、竹内製作所など建機関連に買いが入った。新興市場ではそーせいが10%超の上昇を見せたほか、決算を手がかりにユーザベースがストップ高まで買われた。一方、決算が大きな失望材料となったコロプラが20%を超える大幅下落。明治HDは通期の上振れ発表も市場の期待に届かず急落した。下方修正と減配および自己株取得の中止を発表したワコムは大きく売られ年初来安値を更新した。



 きのうの急落から一転、日経平均は驚きの4桁上昇。高値は17393円まであり、17500円台回復や、4月の高値17613円を上抜く展開も視野に入る。4月高値を抜いてくれば、昨年末の高値水準である2万円近辺までは抵抗が少ない。きのうは大幅安とはなったが、別に年初来安値を更新したわけではなく、あすに極端な動きがなければ、週足では長い下ヒゲをつけて終わる。中期の視点で見れば、今年の6月24日の15000円割れをボトムとした戻り基調は崩れていない。トランプ氏は酷評されながらも勝利し、かつマーケットもクラッシュしなかったわけで、しばらくは同氏に対するポジティブな見方が強まる可能性がある。また、トランプ氏勝利で円安・株高という展開は、多くの市場参加者にとってはサプライズであったはずで、その意外感のぶん、クリントン氏勝利よりも上昇が長く続く展開にも期待が持てる。


 トランプ氏は既存の政治家とは違うことを言っていることから、物色に関しても、これまでとは違う銘柄、セクターが賑わう展開が想定される。きょうなどは米国のインフラ政策期待などから、建機株などが強い動きを見せた。しばらくは日米ともに、トランプ大統領就任の勝ち組、負け組を選別する動きが強まりそうで、こういった変化は、マーケットにとって悪くない流れ。ここから年内あたりまでは、ご祝儀的に良好な地合いが続くのではないかと考える。ただし、早速日本経済新聞で、米国がTPP承認を見送る考えを表明したと報じており、国際的な立ち回りにおいては、今後様々なところであつれきが生じる可能性が高い。地政学リスクが高まる可能性もあり、これらがゆくゆくはマーケットの重石となる可能性は念頭に置いておく必要がある。




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