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前場コメント No.7

前場コメント No.7 きんでん、ケアサービス、カシオ、アクシアル、群馬銀行など

★9:23  きんでん-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 業績予想を増額修正
 きんでんが続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、マージン予想見直しにより、業績予想を増額修正。投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は1290円→1390円と引き上げた。
 エクイティストーリーは中立を継続するものの、今17.3期以降の営業利益予想を増額修正。同社は施工動員力の高さを背景に、大型案件の施工実績が豊富なことが同業他社との差別化につながってきた。しかし、昨今、関電工、九電工などの電気設備工事大手が首都圏民間大規模プロジェクトで実績を積み重ねてきた結果、同社の優位性が相対的に薄らいでいる印象であると、三菱UFJMSでは指摘していた。こうしたなかで、今17.3期上期決算で引き続き同社のマージンの高さが確認され、下期以降も相対的優位が予想されるため、マージン予想を引き上げるとした。

★9:24  ケアサービス-小動き エンゼルケアサービスを上海で提供開始
 ケアサービスが小動き。同社は11月7日の大引け後に、中国子会社の上海ケアサービスが10日より、中国国営葬儀場である上海松江区殯儀舘において、エンゼルケア事業を開始すると発表した。
 上海ケアサービスによるエンゼルケア事業は、上海に15ある国営殯儀舘(葬儀場)の1つである上海松江区殯儀舘内にエンゼルケア特設の間を設置し、そこでサービスを提供する。提供するリーダースタッフ2名は中国国籍で、日本への留学経験があり、日本語・中国語の理解だけでなく、日本のケアサービスで相当期間トレーニングを行っているため、日本で培ってきた高い品質の提供が可能とした。

★9:24  カシオ-TIWが「2-」へ引き下げ 通期業績予想を大幅引き下げ
 カシオ計算機がもみ合い。投資情報会社のTIWでは、通期業績予想を大幅引き下げ。投資評価を「2(Neutrai)」→「2-(Underperform)」と引き下げた。
 全分野で期初の見通しから悪化し、通期計画が想定以上の下方修正となった点はネガティブ。新規事業の立ち上がりが遅れているほか、システムの採算改善も実現できない中、収益源の時計は海外でまだ伸びているとはいえ勢いは鈍化している。株価は年初より業績低迷を織り込む形で低下してきたが、悪材料の出尽くし感もなく、当面反転上昇を見込みにくいと考えるとした。

★9:25  アクシアル-反発 10月の既存店売上高3.64%増
 アクシアルリテイリングが反発。同社は11月7日の大引け後に、10月の既存店売上高が前年同月比3.64%増、全店で同5.37%増だったと発表した。既存店ベースの上振れは2カ月連続。

★9:25  テレビ東京-大和が目標株価引き上げ アニメ事業とライツ事業が業績をけん引
 テレビ東京ホールディングスが4日続落。大和証券では、アニメ事業、ライツ事業が業績をけん引していると判断。投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を2570円→2670円と引き上げた。今17.3期上期実績は、前年同期比6.4%増収、同19.3%営業減益。アニメ、ライツ、スポット収入が好調に推移。今17.3期は引っ越しなどの費用30億円程度を見込むとした。

★9:25  群馬銀行-大幅続伸 上限500万株・25億円の自己株取得枠を設定
 群馬銀行が大幅続伸。同社は7日、上限500万株・25億円の自己株取得枠を設定すると発表した。
 機動的な資本政策の実施により、株主への利益還元の充実を図るため。取得期間は11月8日~12月15日。上限500万株を取得した場合の発行済み株式総数(自己株式を除く)に対する割合は1.12%となる。

★9:26  スズキ-TIWが「2+」継続 インド販売好調など堅調な業績見通しを踏まえて
 スズキが続伸。投資情報会社のTIWでは、インドでの販売好調、売上構成改善など、堅調な業績見通しを踏まえ、投資評価「2+(Outperform)」を継続した。
 今17.3期上期(4~9月)決算は(1)為替による減益影響や国内軽販売減の影響を、インド販売好調や売上構成改善などで吸収し、2ケタ営業増益となった、(2)通期計画の上方修正額は上期計画の上ぶれ分以内にとどめており、新計画に上ぶれ余地がある、(3)年間配当予想を1株当たり2円増額修正した点などをポジティブに評価。インドでの販売好調持続、国内外での売上構成改善、国内軽販売の底入れ、円高影響の緩和などにより下期(10~3月)から、来18.3期にかけても堅調な業績が見込めるとした。




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