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米国株:急反発

米国株:急反発、S&P500種は10日ぶり上昇-FBI発表に安心感
2016年11月8日 06:36 JST


7日の米国株は反発。S&P500種株価指数は1980年以来最長の連続安を脱し、10日ぶりに上昇た。この日は銀行やテクノロジー、製薬が上げを主導。JPモルガン・チェースやマイクロソフトはいずれも急伸した。

  米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は6日、米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン氏による国務長官時代の私的な電子メール使用について、犯罪に相当しないという結論に変更はないと伝えた。7日の米国株式市場では安心感が広がった。

  ウェドブッシュ・セキュリティーズ(ロサンゼルス)の株式トレーディング担当マネジングディレクター、マイケル・ジェームズ氏は「先週末まで9日続落だった。

ドナルド・トランプ共和党候補が勝利する可能性が市場に強い警戒感をもたらしていた」と述べ、「クリントン候補の電子メール問題に関するFBIの発表で警戒感はある程度取り除かれた。8日の投票に伴い、週内は強いボラティリティがみられることが確実に分かる」と続けた。

  ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種株価指数は前営業日比2.2%上昇の2131.52で終了。ダウ工業株30種平均は371.32ドル(2.1%)高い18259.60ドル。
原題:Anxiety Drains From Market as S&P 500 Rallies After FBI Letter(抜粋)




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