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米大統領選の泥仕合にお付き合い、祝日明けの円安に期待

11月2日(水) 16:24
米大統領選の泥仕合にお付き合い、祝日明けの円安に期待



 東証1部の騰落銘柄数は値上がり173/値下がり1768と幅広い銘柄が下落した。決算が好感されたヤフーが商いを集めて上昇。日本ハムやCTCも決算を受けて急伸した。上方修正と増配を発表した伊藤ハム米久なども強い動き。白鳩やアルテックなど直近急騰した銘柄の一角に引き続き資金が向かった。一方、KDDIが上期2桁営業増益着地も市場の期待に届かず大幅安。NTNと日本精工のベアリング2社が決算失望でそろって急落し、イビデンやデサントなども決算が売り材料となり鋭く売られた。リスク警戒の流れが強まるなか、ユーザベースやアイモバイル、CAPなど直近上場銘柄が大きく値を下げた。

 クリントン氏のメール問題に関しては、先週末から米国マーケットでは意識されていたが、米国株や為替はここまでは比較的しっかりしていた。ただ、ここに来て実際に大きな動きが出てきたことから、ここから大統領選までは不安定な動きは続くだろう。6月の英国民投票では、直前まで接戦であった割にはマーケットが楽観に傾き、結果を見て急落となったことは記憶に新しい。この先、クリントン氏優位の報道がどれだけ出たとしても、市場の懸念を払しょくすることは難しい。逆にトランプ氏が一気に挽回ということになれば、直近のリスク・オン相場の巻き戻しで売り圧力が強まる可能性が高い。


 祝日明け4日に関しては、FOMCを通過して為替が円安に振れているかどうかが大きな注目点となる。このところの日本株高を大きくサポートしたのが為替であることから、改めて米国の早期利上げが意識されて円安が進むようであれば、海外市場が不安定な動きとなったとしても日本株は相対的にしっかりとなる展開が期待できる。一方、米大統領選を警戒したリスク・オフの様相が強まり、ドル円の105円より上が重いとの見方が強まるようだと、日本株も軟調な展開が想定される。今月に関しては、米大統領選を通過した後は、リスク・オンの株高局面に入るとみていたが、結局終盤までスキャンダル合戦となってしまったことで、マーケットフレンドリーなクリントン氏が勝利しても、スカッとした上昇が期待しづらくなってきた。10月米雇用統計を通過した来週週初の時点で、ドル円が25日線(執筆時点で103円64銭)より円安に位置していなかった場合は、日本株の上値は重く日経平均は当面17000~17500円レベルでのレンジ推移が続くと予想する。


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