今日から臨時国会が始まり、株式市場では国策への思惑が交錯していると思います。
<第191回 臨時国会に於ける審議事項一覧>
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/menu.htm
巷では「IR法案(カジノを含む)」「働き方の改革」「TPPの承認」などが
大きく取り上げられていますが、個人的にはTPPもカジノも関心がなく
今国会で審議の進展は恐らくないだろうと考えています。
ただ株価は思惑だけで動意付きますから、その時は「つまみ食い」も大いに結構ですが
法案の通過を信じて深追いするのは怪我の元だと思います。
一方、東京都議会も9月28日~10月13日の予定で行われますが
こちらは豊洲市場の土壌汚染問題、電線地中化などのインフラ整備
或いは子育て支援といった小池都知事が優先課題として考えていそうなテーマに
投資資金が移動するものと思われます。
既に電線地中化関連銘柄の一角は、地合いに関係なく今日も買われており
暫く「押し目待ちに押し目無し」という状況が続くかも知れません。
ただ、インフラ整備は電線地中化だけではありませんから(例えば街灯のLED化など)
考えられるテーマやその関連銘柄をどれだけ多く特定出来るかが勝負の分かれ目になる筈です。
つまり「株は連想ゲーム」に良く似ており
周囲が考えそうなことに、先回りして辿り着ければ勝機は広がりますし
国会などの大きなイベントが開催される直前は連想ゲームが盛り上がるので
たまには参加して賞品(出来ればS高)をゲットしたいものです。