ANA、日本航空の決算は熊本地震、テロで苦戦しともに減収減益

[TAROSSAさん]

ＡＮＡホールディングスと日本航空の2016年４〜６月期連結決算が出そろい、国内線は熊本地震の影響で九州路線が振るわず、国際線は欧州などで相次いだテロ事件の影響もあり、両社ともに減収減益となったそうです。

原油安に伴い両社が４月から日本発の国際線の燃油特別付加運賃（燃油サーチャージ）をゼロとしたことも減収要因となったようです。

ＡＮＡは、国内線収入が前年同期比1.2％減少し、国際線は路線新設や増便で座席供給を16％増やし、東南アジアなどからの訪日需要を取り込みましたが、航空券の販売単価下落や円高に伴う円建て収入の目減りが響き、収入の伸びは3.3％にとどまったそうです。

国際貨物の単価下落も影響したようです。

日本航空は、国内線が0.4％の減収で、国際線は日本から欧州や中国に向かう観光需要の低迷などから、収入が9.1％減少し、営業利益は４割縮小したそうです。

 

テロ等の影響はまだまだ続きそうですね。