kabukabumanさんのブログ
スペイン総選挙は保守系の国民党が勝利
[マドリード 26日 ロイター]
スペイン総選挙が26日に投開票され、90%の開票段階でラホイ首相率いる保守系の国民党が議席数を昨年12月の123から136に伸ばし、第1党を維持する見通しとなった。
他の全ての政党は議席減もしくは横ばいとなる見込み。
社会労働党は86議席を獲得し、昨年12月の選挙で獲得した90議席から議席減となる見通し。
反緊縮のポデモス連合は71議席で横ばい、新興のリベラル政党シウダダノスは40議席から32議席に減る見込み。
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26日に行われたスペイン総選挙では
現在のEUに批判的な急進的な左派政党が躍進するのではないかと見られていましたが
最終的には保守系の国民党が議席を伸ばし「英国の離脱に続け」とはならなかった様です。
スペインは緊縮財政や労働市場の改革が徐々に効果を現しており
国民も大きな変化より安定を選択したのだと思います。
これで当面「ドミノ倒し」は無くなった訳で
金融市場は幾分落ち着きを取り戻すのではないでしょうか。
因みに今日の東京市場は、先週末の大暴落(過剰反応)を受け自律反発しそうですが
欧米の株価が依然割高であることや、ヘッジファンドの介入などで
下向きのトレンドは変わらないと考えています。
個人的には一旦反発しても14500円(2番底?)を目指す可能性を考慮して
当面のトレードは以下の点を念頭に入れて置くことが大事だと思います。
①買い向かう場合は50%以上余力を残して置く
②買いは極力現物で、しかもETFや先物などでヘッジして置くことが望ましい
③長期投資(新規)のタイミングはまだ早いと判断、当面は短期リバ狙い中心
④新規銘柄を持ち越す場合はファンダ重視で銘柄を選択するのが賢明
⑤PER3桁の銘柄や赤字銘柄は反発後の倍返しに注意
⑥為替が安定するまで株価は乱高下する可能性が高いので、常に円相場を注視して置く
ゆうーさん こんにちは。
結果は予想外という声が大きかった様ですが
英国の離脱が反面教師になったのかも知れません。
やはり人は大きな変化を好まない習性があるのでしょう。
ただ株価が反騰するまでにはまだ時間を要すると思います。
今は確実に利益を確定するか、潔く損切りするかの何れかが賢明だと考えています。
GOOD LUCK!