《独り言》
なんと、日経平均CMEは16335円と300円程度の下げで戻ってきました。
主因は円高が1ドル=106.53円まで進んだ影響。
雇用統計の伸びが予想を大きく下回る結果となり、利上げ観測が弱まったことから円が買われる結果となった。
SP500は当初下げたものの、引け間際には下げをほぼ埋めたが、
利上げ観測の強まりから買われていた金融株は売られた模様。
SP500の金融株指数は1.4%下落した。
6/6の国内株式市場は
・銀行・保険株
・輸出関連株
が弱くなると想定される。
原油価格も下げたことから資源関連株も弱くなる可能性は高い。
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<海外市場の状況は?>
米雇用統計が予想を大きく下回るネガティブサプライズ。
指数は大きく下げることはなかったが、金融株が弱い。
また、OPECでは生産合意ができなく、リグの週間稼働数が今年二番目の増加だったことから原油価格は下げる結果となった。
金利も大きく下げる結果となった。
利上げの時期は大きく後退する可能性が高まっている。
(以下参照)
<日経平均CMEは?>
円安の一服を受けて円建ての日経平均CMEは
・前営業日の日経平均対比で-307円の16307円。
となった。
<6/6の経済指標等イベントは?>
場中には特にないが、25:30にイエレン議長の発言がある。
<米国各金融市場は?>
さて、米国市場では
・為替:1ドル=106.5円までの円高進行。雇用統計の結果がネガティブサプライズ。
・米国株:SP500は前営業対比で0.3%の上昇。7カ月ぶり高値。ヘル スケア上昇。
・債券:10年債利回りは10bpと大幅低下の1.70%となった。夏以降の利上げを考えざる得ないという見方が出てきた。
・原油:前営業日対比で-1.12%の下げ。終値は1バレル=48.62ドル。
となりました。
Dow 1週間推移(出所:Yahoo!)
(注)投資判断はご自身でお願いします。