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5/16の注目点 やはり銀行株次第

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< 独り言>


日曜日も終わりそうです。

明日からまた勝負ですね。


ところで、月曜日の注目は銀行株の行方です。

三井住友FGについて想定以上の悪さとしました。

http://minkabu.jp/blog/show/761199


新聞記事によると、インドネシアの子会社の減損や消費者金融の利息返還金に関する費用を積み増したということが三井住友FGの大幅減益の理由としていますが、これを受けても想定より数百億円レベルで悪いというのが個人的な見方です。


問題はアナリストがどう判断するのか??

- 一時的な特殊要因があったとはいえ、減益傾向は変わらない

- まだマイナス金利の影響は読み切れていないかもしれないし、

 マイナス金利の影響はまだ拡大する可能性はある。


それとも

- 悪材料出尽くし

- 株価は割安感強い

としてネガティブととらないのか???


明日の注目点は銀行株の行方です。昨晩、米国でも銀行株は下げたようです。

銀行株の下げが止まらないと日経平均の下げ幅はひろがるとみています


意識されるレベルは

-5/9の終値付近の16200円。これならまだ良くて

-マイナス1σ及び5/2、5/6の安値近辺の16000円前後まで下がる可能性もある

とみています。

(別添え画像参照)



なお、来週の注目スケジュールは以下の通りです。

月曜日だけでなく火曜日の日本時間に特にイベントないので、月曜日の相場は大きく動かしやすいとも考えられます。火曜日の夜と水曜日には重要な経済指標が公表されるので火曜日の引けまでにポジションを軽くできればよいというところでしょうか。


月16日(月):国内企業物価指数、工作機械受注、米NAHB住宅市場指数など
5月17日(火):英消費者物価コア指数、米住宅着工件数、米鉱工業生産指数など
5月18日(水):1-3月GDP速報値、訪日外国人客数、米FOMC議事録など
5月19日(木):機械受注、英小売売上高指数、米景気先行指数など
5月20日(金):百貨店売上高、G7財務相中央銀行総裁会議、米中古住宅販売件数など
5月21日(土):オバマ米大統領がベトナムと日本訪問などおお
5/20-21 財務省・中央銀行総裁会議


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<海外市場の状況は?>

昨晩の米国市場では

・小売り大手のさえない決算が公表されたということもあり

・SP500は一か月ぶり安値となった

ということです。


ただ、気になったのは、以下の矛盾点です。

①経済指標の小売売上高好調というのに、決算では小売り企業の業績低迷

②利上げ観測が強まったのに金利は低下

セオリー通りに相場が動かないときは嫌なことが起こる予兆のような気もしてしまいます。




<日経平均CMEは?>

そのような状況踏まえての日経平均CMEは

・前営業日-27円の16385円。

http://nikkei225jp.com/cme/

となった。ドル円も108円台半ば。


<5/16の経済指標等イベントは?>

場中に大きな影響を与える指標はなさそうです。

http://info.finance.yahoo.co.jp/fx/marketcalendar/



<米国各金融市場は?>

さて、米国市場では

・為替:米小売り売上高の伸びがここ一年で最大の伸びとなり、年内利上げ観測が再燃。ドル高となり1ドル=108.63銭で取引された。

・米国株:SP500は前営業日対比で0.9%近く下落。小売り株が下落した他、銀行、原油相場が下落によりエネルギー株も下げた

・債券:10年債の入札が好調で10年債利回りは5bp低下の1.7%となった。利回りを追及する投資家の買いが米金利の引き下げ圧力となっている。

・原油:終値は1バレル=46.21ドルと49セント低下。カナダで山火事以来、操業を再開しつつあることが影響した模様。

となりました。


Dow 1週間推移(出所:Yahoo!)


(注)投資判断はご自身でお願いします。


  
 

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