《独り言》
日産自動車が決算を公表しています。
印象はトヨタよりは悪くはない、というもの。
為替レートの前提はトヨタと変わらず1ドル＝105円、1ユーロ＝120円。
トヨタの営業利益は1.1兆円の減益見通しだが、日産は800億円程度。
配当は増配傾向にある。
想定していたより悪くはない。
ただし、為替レートが保守的の可能性があるとはいえ、コンセンサスを下回っているのも事実。
本日のトヨタ株は寄りこそは売られていたが、引けにかけて縮小幅を大きく縮小。
自社株買いを意識しての対応かもしれないが、実態はそれほど悪くはないという見方があるのかもしれない。
ただし、三菱自動車への出資の影響はわからないことから、投資スタンスは傍観と判断。
貸借倍率は3.96倍。
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決算ポイントは以下の通り。
①決算は増収増益。
②業績予想は減収減益。コンセンサスを下回る。
③配当は28/3月期は増配。29/3月期は増配予定。
④業績についての会社コメントは以下の通り。
・北米・欧州での販売台数は増加したが、新興国と日本で販売台数減少。
・グローバル販売台数は、28/3月期は前年比+2.0％、29/3月期見通しは+2.6％を見込む。
＜決算概況＞
27/3 28/3 29/3予想
会社 コンセンサス
売上高 11,375,207 12,189,519 11,800,000 12,148,483（百万円）
営業利益 589,561 793,278 710,000 750,583
当期純利益 457,574 523,841 525,000 568,527
配当 303 42 48 -（円）
＜株価推移＞
6カ月株価推移
2年間株価推移
（注）投資判断はご自身でお願いします。
