《独り言》
おはようございます。
今日は天気がいいですね。
連休は今日までですが、直近の市況のおさらいをしておきたいと思います。
以下で昨晩の米国の各市場の動向がまとめられていますが、大きな変化がみられました。
それは米国で金融緩和の可能性が指摘されているということです。
6日公表の雇用統計も金融政策に大きな影響を与えることになります。
柔軟な発想をもって今後の状況を予想できるように備えたいです。
--------------------------
まず、注目の為替ですが、Bloombergによると
・米国では6日に公表される雇用統計6月の利上げが決定づけられるとして注目されている中、
・ドルは非常に敏感になっている
ということです。
結果、ドル円は1ドル=107円01銭の水準。
・雇用統計が悪い数字となった場合、ドルは下落(ドル安円高)が進むという見方であるが、
・予想は約20万人。13万人を下回ると利上げの可能性はなくなる可能性が大きいと指摘されている
模様。
米株ですが、続落で終わっています。
・昨晩は銀行株や資源関連株が下げた
・要因はADP民間雇用者数の統計が予想以上の落ち込みで世界経済の成長鈍化が米経済の景気に悪影響を与えるという不安感が強まったため。
原油ですが、
・最近まで1バレル=45ドルを上回っていた原油価格は一時1バレル=43.22ドルまで下落。
・在庫増が急増したことが原因。昨晩は1バレル=43.78ドルで終了。
となりました。
債券市場ですが、
・債券投資家として著名なビル・グロース氏は量的緩和の第四弾(QE4)が「向こう一年ほどでs始まる可能性がある」と述べた
ということです。米国が利上げから金融緩和に転換するとしたらものすごい変化ですね。
基本的にはポジティブですが、頭の体操が必要そうです。
金融機関にはネガティブな要素、借入金の多い業種、不動産関連にポジティブとなりそうですが。
シティグループもQE4実施のリスク上昇が債券市場に織り込まれつつあるとしているそうです。
・10年金利は2bp下落して1.78%
という水準で連休前より低下している。
(注)投資判断はご自身でお願いします。