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急落

4月28日木曜日の日経平均は1666.05(-624.44)と大幅な下げ。16697の雲の上限を割り込んだ。基準線16542はまだ割り込んでいないが、パラボリックは下に転じMACDは急落。


より深刻なのはドル円だ。 現時点(30日)で106.45と107.64の下値支持線を大きく割り、基準線、転換線、雲の下パラボリックも下降に転じている。日足、週足とも下値のめどがなくなっており、月足で見て2014年5月の100円あたりまで節がみあたらない。月足も基準線、転換線の下、雲の上限は95.66にある。


株は為替離れといわれていたように、為替以上に日銀の新たな緩和期待で戻していたように思われる。日経平均のEPSはかなり低下し一時1100円を割り込み、RERは16倍近くにまで上昇していたように、株の戻しは実体経済からもみてもかい離があったように思われる。為替のチャートに比べてまだ日経平均のチャートは割高感があり、警戒を要するのではないか。


今回の日銀の緩和見送りは、マイナス金利の影響を見極めるとか、戦力の逐次投入を避ける作戦というように言われており、サミット後に大胆な手を打ってくる可能性は否定できない。しかしアメリカは円安政策に批判的になっており、日本の報道の論調も、2年で2%に物価を押し上げるとした公約にちっとも近づかない黒田総裁の手法にますます厳しくなってきている。実際、マイナス金利が貸し出しを拡大している兆候もない。このままドル円が105円を割り込み、輸出企業の想定レートが伝えられるように117円あたりであるとすれば、来期の企業業績はきわめて厳しく、円安を追い風にしてきたアベノミクスの失速は避けられないであろう。参院選もあり、安倍政権としては、打てる限りの手を打ってくると思われるが、期待から失望に変わった主力の海外勢の投意欲をもう一度掻き立てるのは至難の技か。


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