4/27 決算メモ キーエンス ポジティブな経営内容

[株式市場独り言さん]

《独り言》

キーエンスが決算を公表。

当社はFA（ファクトリー・オートメーション）用センサをはじめとする検出・計測制御機器大手。

自動車、半導体、電子機器など製造業のあらゆる分野で事業展開。

製造業の生産性向上、工程改善、自動化、品質向上、安全性向上などに寄与する高付加価値商品を販売。

インプレッションはポジティブ。

増収増益決算、高い収益率と他社対比でポジティブな経営内容。

株価の判断としては70000円を上抜けることになればその勢いに乗るべきというところか。

＜決算概要＞

決算は法人税減税の早期享受のため二期連続で3カ月、9カ月の変則決算。

従って、正確な実績と二期間での比較は読み取りにくい。

ただし、会社公表の通常事業年度とした場合の実績は以下の通りとしている。

　　　　　　　26/3-27/3　　27/3-28/3

売上高　　　　334,034　　　379,282

営業利益　　　175,719　　　201,309

当期純利益　　121,063　　　137,166

上記から当社の業績を通常のものとした場合、

①増収増益

②50％を超える営業利益/売上高という高収益体制

が確認された。

また、決算短信において会社は以下のように業績について他社が厳しい外部環境であると言及するのに対しては相対的に強気なコメント。

今後の世界経済につきましては、新興国や資源国の経済動向や欧州における債務問題の展開などのリスク要因はありますが、緩やかな回復基調が続くとみられます。

6カ月株価推移

2年間株価推移

(注）投資判断はご自身でお願いします。