パナソニックが創業100周年での売上高10兆円目標を撤回

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パナソニックが創業100周年での売上高10兆円目標を撤回

パナソニックの津賀社長は、創業100周年の2018年度に連結売上高10兆円を目指す経営目標を撤回するそうです。

世界経済の減速で経営環境が厳しさを増す中、規模拡大を目指すのは非現実的だと判断したようです。

2018年度の売上高見通しを8.8兆円とした上で、経営目標として営業利益5000億円、最終(当期)利益2500億円以上を掲げ、利益と成長を重視する方針に転換するそうです。

 

パナソニックは、自動車と住宅の2分野を中心に企業向け事業の拡大を進めてきましたが、2016年3月期の連結売上高予想を当初目標の8兆円から下方修正したことで、10兆円の達成が遠のいたようです。

東京都内で開いた事業方針説明会で津賀社長は「10兆円の目標は社員全員が成長を考えるためのメッセージだった。(業績の下方修正で)発射台が下がり、売り上げを追うことが適切でないと判断した」と表明したそうです。

 

今後は、津賀社長が「成長軌道に乗りつつある」と評価する家電や住宅、車載事業と、企業向け事業の大きく2部門に分けて収益目標を設定し、家電、住宅、車載事業では2018年度の営業利益を3000億円、企業向けが2000億円としたそうです。

2020年度以降は、家電などが営業利益3000億円以上で売上高に占める利益率5%以上、企業向けは同3000億円、同10%を目指すそうです。

 

2018年度までに1兆円の戦略投資を実行する目標は維持し、家電や住宅では、新興国市場攻略に向けた製品や販売基盤などを強化、車載では先進運転支援システム(ADAS)や車載電池事業を拡大するとのことです。

企業向けでは昨年末に米国の業務用冷凍冷蔵ショーケースメーカーの買収を発表しており、食品流通、航空分野に続く新たな事業の柱の構築を目指すようです。

 

足元の業績は、それだけ厳しいということなんでしょうかね。

 

6752:1,033.5円

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