鹿島が国内工事の採算上向き上方修正で24年ぶり最高益

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鹿島が国内工事の採算上向き上方修正で24年ぶり最高益

鹿島は、2016年3月期の連結業績見通しを上方修正し、純利益は前期の4.6倍にあたる700億円と従来予想(400億円)を大きく上回り、1992年3月期以来、24年ぶりに過去最高を更新するそうです。

首都圏の再開発など建設需要の拡大を背景に国内建築工事の採算が上向くようで、年間配当は前期比3円多い8円とし、株主還元を強化するそうです。

 

売上高は2%増の1兆7200億円と従来予想比200億円の上振れにとどまる半面、連結営業利益は前期の8倍強にあたる1070億円と従来予想(570億円)を大きく上回るそうです。

単独の営業損益も840億円の黒字(前期は180億円の赤字)に浮上するそうです。

 

背景にあるのは歴史的な建設需給の改善で、2020年の東京五輪などをにらみ、ここ数年、首都圏などで大型再開発工事が相次ぐ影響で建設工事の需給が引き締まり「歴史的な買い手市場になっている」ようです。

 

国土交通省がまとめた床面積1平方メートルあたりの工事金額を示す着工単価(民間)は直近で約20万円とバブル経済期以来、20数年ぶりの高水準にあるそうです。

コスト増などを工事単価に反映しやすくなり、工事採算が上向き、最近の資材費低下も寄与したようです。

 

これまでの最高益だった92年3月期との比較でも「質」改善は鮮明であり、売上高は8割弱にとどまる半面、売上高純利益率は約4%と1ポイント強高く、販管費の効率化や法人実効税率の低下も寄与しているようです。

 

財務体質が筋肉質になってきたことと、東京五輪などとの相乗効果にうまくのったようですね。

 

1812:727円

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