タカラトミー２期連続赤字、バンナム減益幅拡大と玩具２社が苦戦

[TAROSSAさん]

玩具２社の業績が厳しさを増しており、９日に相次ぎ下方修正を発表したそうです。

海外子会社の減損が響き、767が２期連続の最終赤字となり、業務用ゲームの販売で苦戦するバンダイナムコホールディングスは減益幅が拡大するそうです。

 

タカラトミーは2016年３月期の連結最終損益が75億円の赤字（前期は18億円の赤字）になる見通しだと発表し、従来予想していた13億円の黒字から一転、赤字が継続するそうです。

海外子会社に関する減損など特別損失80億円を2015年10～12月期に計上することが響き、ＱＵＩＣＫコンセンサス（１月22日時点）の18億円の黒字も下回るそうです。

売上高は前回予想から100億円少ない７％減の1600億円となる見通しで、営業利益も62％増の40億円から５％増の26億円に下方修正したそうです。

 

バンナムＨＤは2016年３月期の連結純利益が前期比20％減の300億円になる見通しだと発表し、業務用ゲームの販売が低調で、従来予想していた10％減の340億円から下方修正したそうです。

市場予想の平均値であるＱＵＩＣＫコンセンサス（１月21日時点）の383億円を下回るそうです。

営業利益は同24％減の430億円（従来予想は500億円）に引き下げるそうです。

年間配当は前期比20円減の１株あたり42円にし、前回予想の年24円に、業績連動配当18円を加えたそうです。

 

過去最高益の企業がけっこう多いですが、下方修正する企業も多いですね。

 

7867：686円、7832：2,490円