TAROSSAさんのブログ
ジャパンディスプレイの営業利益予想が4.3倍の220億円に
ジャパンディスプレイは、2016年3月期の連結営業利益が前期比4.3倍の220億円になる見通しだそうです。
従来は精度確保が難しいとして予想を開示していなかったそうです。
通期では大口顧客向けの販売増加のほか、原価や固定費の削減が寄与するようです。
ただ、アナリスト予想の平均であるQUICKコンセンサス(1月25日時点、13社)の299億円は下回っており、2015年末から需要の減少が顕在化しており、1~3月期としては営業赤字になる見込みだそうです。
売上高は30%増の1兆30億円を見込んでおり、2015年10~12月期は中国向けなどの競争が激化しましたが、大口顧客向けの増加でほぼ予想通りの増収を確保したようです。
一方で1~3月期の売上高は10~12月期に比べ大きく落ち込む見込みで、年間配当は前期に続き無配を予定しているそうです。
併せて発表した2015年4~12月期の連結決算は、売上高が前年同期比51%増の8128億円、営業損益が239億円の黒字(前年同期は55億円の赤字)、最終損益が44億円の黒字(同86億円の赤字)だったそうです。
これからは厳しそうですね。
6740:256円
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