旭化成は、子会社の旭化成建材で起きた杭打ちデータの流用問題に関して、2016年3月期決算で20億円程度の特別損失が出るそうです。
全国3050件の調査費用と、データ改ざんがあった360件の安全確保費用として、2015年4~12月期決算で12億円の特損を計上したそうです。
会見した小堀秀毅専務執行役員は「1~3月期も追加の計上を見込んでいる」などと説明したそうです。
一連のデータ改ざん問題で業績への具体的な影響が明らかになったのは初めてで、今回の損失には横浜市の傾斜したマンションの補償費用などは含まないとのことです。
特損計上などを反映して、2016年3月期の純利益見通しを前期比15%減の900億円と従来予想から10億円下方修正したそうです。
本日発表した4~12月期決算は純利益が19%減の717億円だったそうです。
マンションの補償費用などを含めると、どれくらいの損失になるんでしょうね。
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