サッポロビールは、高級ビール「エビスビール」を３月中旬に刷新するそうです。
エビスの刷新は33年ぶりで、コクのある味わいをさらに高め、パッケージも商品名などが目立つデザインにしたそうです。
５月にはエビスブランドの新商品も発売し、2016年で2015年比５％増の１千万ケースの販売を目指すとのことです。
通常より長い熟成で香りやコクを高め、まろやかな口当たりにしたそうですが、価格は350ミリリットル缶の店頭想定で260円前後で従来と変わらないそうです。
エビスの2015年の販売数量は前年比1.2％減ですが、2015年下期はギフト需要などを取り込んで復調しており、尾賀真城社長は今日の戦略説明会で「記念日などハレの日の需要に対応していく」と強調したそうです。
５月の新商品も通年販売するとのことです。
ビール業界では、2015年９月にサントリービールが新商品「ザ・モルツ」を発売するなど、通常価格帯のビールで競争が激しくなっており、サッポロは通常価格帯の黒ラベルに加え、高級ビールのエビスをテコ入れして12％弱の国内シェア拡大を目指すようです。
昨年は久しぶりにビールが伸びたようですが、今年も思惑どおり伸びるといいですね。
2501：491円
