kabukabumanさんのブログ
産油国による究極のインサイダー取引(^^;
年初来の株価暴落に関し、証券各社や報道機関は、総じて原油安が最大の原因だとしています。
勿論それを否定するつもりはありませんが、米国の原油輸出解禁やイランの増産など
今後も需給関係は悪化の一途を辿る可能性が高いと思われます。
つまり株価のネックが原油価格であるとすれば、産油国が減産しない限り
株価は低迷を続ける可能性が高いということになります。
しかしOPECはシェアの維持を第一に考えているためか、なかなか減産に踏み切らず
IMFの試算によれば、原油価格が1バレル30ドルのままでは
サウジの外貨準備は5年後に底を突くそうです。
そこで天邪鬼としては、年初からの株価大暴落で
昨年から引き揚げられていたオイルマネーに
大きなチャンスが巡って来たのではないかと考えました。
サウジは昨年12月のOPEC総会で
一定の条件が整えば減産する提案を行ったとの報道がありました。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NYRU276KLVRT01.html?cmpid=yjp
一定の条件について詳細は解かりませんが
頑なに減産拒否を貫いて来たサウジが、幾分態度を軟化させた可能性があり
そこに思わぬ株価の大暴落が起こったとなれば、この際ポートフォリオを組み換えて
再投資を行う絶好のチャンスだとも考えられます。
その場合、景気が停滞あるいは後退していて、尚且つ少子高齢化が進み
総人口や生産者人口が減少傾向にある国から引き揚げた資金を
景気が上向きで、総人口や生産者人口が増加傾向にある国に集中特化すれば
対投資効果は必然的に拡大する筈です。
そしてある程度計画が進んだ段階で、OPECの減産にこぎ着ける。
そうすれば原油価格も株価も上昇し、一石二鳥という訳で
国家レベルで究極のインサイダーが成立します。
とまあ、毎度お馴染み、暇人の妄想ですが(^_^;)
結局「金が金を呼ぶ」或いは「金が金を生む」ということなのかも知れません ε=( ̄。 ̄;A フゥ…
さて、話は変わりますが、週末のNY市場は反発し、CME円建ても17230円と堅調でした。
しかし17400円台に厚い壁が存在していることや、大手証券各社のオプション取引が
概ね16000円~17500円に集中していること。
さらには、NY市場全体の騰落レシオが90%に近付いたことなどから
今週開かれるFOMCと日銀金融政策決定会合にサプライズが無ければ
株価は再度押し戻される可能性が高いと考えています。
ただ3Q決算が佳境に入るため、好決算でありながら売られ過ぎている銘柄は
短~中期的に買いのチャンスだと思います。
敢えて長期だと言わないのは、今年の地合いが極めて不透明なためですが
個人的には好決算の内需株、或いはTPP関連で人気を集めそうな銘柄に期待しています。
因みに、今週は日米両中銀の金融政策を見届けたいという投資家心理が働く筈なので
買い方の売り方も不用意に動けず、株価は狭いレンジで推移すると思います。
>資源国の”シェール企業”潰しが本格的に!原油価格で1バレル50ドル以下だと利益が出ない”シェールオイル”原油安の我慢比べで、生き残るのはどっちだ!
構図的には単純だと思います。
そこでいきなり結論なのですが、「日本はすべての石油備蓄基地を放擲して、米シェール企業の採掘権を買い取れ!」
このように日本が決断すれば、意外と簡単に片がつくと思うのですが?
思惑さん、確かに面白い話ですね。
何れ原油価格は60ドルを超えると考えていますので。
因みに、サウジは2020年の原油価格を90ドルと予想しているそうです。
しかしOPECが減産に踏み切れば50~60ドルはあっという間だと思いますし
案外年内にそういう事態が起こるかも知れません。
9386日本コンセプトは買いですね。
日本コンセプト、石油コンビナートを守るという使命を託されたいい会社とお見受けしました。
思惑さん おはようございます。
以前シェール革命と騒がれた時に保有していました。
個人的にはお気に入りで、買い戻したい銘柄なのですが
何しろ原油価格の低迷が続いているもので。
しかし、何れ原油価格が上昇を始めれば保有して置きたい銘柄です。