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週末NY市場が下落した本当の理由は??

つい先日まで強気が蔓延していた株式市場ですが

昨日の東京市場や欧米市場の急落で様子が一変してしましました。


しかも昨夜のNY市場が大幅に下落した理由を、マスコミは懲りずに原油価格の下落と

利上げによる世界経済の減速懸念などと解説していますが

これは本質を無視した単なる決まり文句に過ぎないと思います。


そもそも昨夜のNY市場は今年最後のメジャーSQであり

年末の手仕舞い売りが出易い環境にありました。

さらに、利上げ前後の株価が乱高下していたことから

投資家の多くが、株価の先行きに不安を抱えていたことは容易に想像出来ますし

得てしてこういう時のMSQは波乱が起こり易いと考えています。


ところで私がNY市場に決定的な不安を感じたのは12/4、ダウが370ドル上昇した時でした。

それ以前のNY市場は、一貫して「利上げ観測=株価下落」「利上げ先送り観測=株価上昇」という

パターンを繰り返していましたが、この日だけは違っていたからです。

しかも終始200ドル余りの上昇幅で推移していたにも関わらず

引けに掛けて急上昇したのも、私の違和感を強めた一因でした。


因みに、この日の株価が上昇した理由は、利上げが決定的になったことで

投資家が米国経済の先行きに自信を深めたためだと解説されました。


しかし昨日の下落理由は、再び利上げによる先行き不透明感が台頭したためとされていますが

これでは全く辻褄が合いません「一体どっちやねん!」(#`皿´)


では何が本当の理由なのでしょうか?


何度も言う様ですが、株価の上下動は基本的に投資家心理によるものです。

ですから、連日の様に株価の下落理由として原油安が取り上げられると

投資家は原油価格に敏感に反応する様になり

少しでも下げると株価も下がると考え、早めに売ろうとします。

ある意味洗脳されているのと同じです。


確かに原油価格が直接株価に影響を与える理由もありますが

実際にはこの様な投資家心理が、原油価格と株価の相関関係を強めているのだと考えています。


次に12/4以降のNY市場は、乱高下しながら700ドル余り下落していますが

最大の原因は、利上げによる株価の先行き不透明感にあると思います。


しかも投資家心理は理由が明確でない下落には過剰に反応する傾向があり

そこを突いて来るのがハゲタカファンドを初めとするヘッジファンドです。


妄想だと言われるかも知れませんが、私は12/4に感じた違和感と辻褄が合わない株価動向から

今でもヘッジファンドの介入を疑っています。

NY市場が昨夜の下落で下げ止まれば良いのですが

来週の欧米市場はクリスマス休暇のため、主な証券ディーラーは休みに入り空き家同然です。

よって引き続き警戒レベルを高くして置くべきだと、個人的には考えています。


因みに米国のクリスマス休暇は一般的に24日~26日ですが

富裕層は21日から新年まで連続して休暇をとると思います。

また金融業界で重要なポストにある人の多くも富裕層に含まれるため

来週もう一波乱起こるというのが、お馴染「最悪のシナリオ」という訳です(^◇^)






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