◎ハラマキ健康法
昨日の低気圧の嵐が過ぎ去ってみれば、風景一變（ぺん）いきなり冬だ。當たり前だけど、冬だ。
昨日、風邪をひいて、薬屋さんに行ってみれば、「ｵﾔ、あんたもｶｾﾞかね。」と、「今日は、お客の多い日だな。」と店主が言ふ。そういう店主も、調子が悪いと言っていた。結局、葛根湯と生姜湯を買って飲んだ。
風邪をひいた身の上で、養生法を日記に附けるのもなんだけど、元々小生は、寒さと冷ゑには、弱ひ男だった。三年ぐらい前の冬、「腹巻」の効用を紹介してある雑誌の記事の立読みで、ひとつ試してみやふと思いけり。
いはく、ﾒﾀﾎﾞｰｼﾝﾄﾞﾛｰﾑの原因は、やっぱり體（カラダ）の冷ゑにあり。歳をとれば、基礎代謝が落ち、體温もさがる。免疫力も下がる。
これが萬病をひきおこす。また肥満も引き起こす。「温めるべきは、腹なり」と結んであった。
ハラマキといゑば、「ﾌｰﾃﾝの寅」か「天才ﾊﾞｶﾎﾞﾝのﾊﾟﾊﾟ」か。
鹿児島縣では、南国のせいか、まず、している人は、ゐない。
だがハラマキをしてみると、苦手な冬が、かなり過ごしやすくなった。
體が厳冬でも動くやふになった。
でもまぁ、冬は良ひけど、夏は、暑苦しくて使ゑなゐだらふと思いしが、意外や夏も快適だ。
おなかって、温度には、鈍感な局部なんだよね。それと汗をかかなひ。これも、その年の夏に気付きけり。盛夏には、ハラマキとサル又一枚で眠っても、夏風邪は、ひかないし、ｸｰﾗｰ對策にもってこいだ。
・・・ﾅﾆ? ｵｼﾞｻﾝだ？ い~や。ご婦人用の絹でできた綺麗な刺繍のはいった御洒落なハラマキもあるのですよ。女性のほうが、冷ゑになやまされる人が多いはず。
◎ﾕｰﾛ･ｼｮｰﾄ
このユーロ安を、ﾊﾟﾘ攻撃ﾃﾛと関連付けて考えてゐたが、やっぱり違ふ。これは、ﾕｰﾛ･ｷｬﾘｰﾄﾚｰﾄﾞが行われているやふだ。なにが買われてゐるのだらふか？
通貨だったら、米ドルor豪ドルorﾎﾟﾝﾄﾞ?
商品だったら、原油or金？それとも米国株式か？これは、明日の宿題だ。本日は、玉子酒を飲んで、たっぷり温まって、たっぷり寝やふ。
霜月己亥日 ほんま そうかい日記 任運・隨縁
