★かつて、独自外交で一世を風靡した、フランス外交が、G20連帯の場で、
力を発揮しつつあります。
対IS包囲網(ISせん滅)の実効性を上げるべく、仏~露、仏~米、米~露 が、
具体的協調策を話し合い、前進を見ました。
(三国トップは、本気でISせん滅に動き出しました。)
IS 指導者の家族は、空爆激化で、首都と位置付けたラッカから脱出(逃亡)しだしている
ようです。
・欧州市場の動揺 ⇒やや、落ち着き (独仏 平均 -1~2%台 ⇒ -0.25% )
・CME日経平均 ⇒ +156円(19,805円)
「イスラム国」指導者の家族がラッカを脱出、空爆激化で
(ブルームバーグ):過激派組織「イスラム国」の指導者の家族らが同組織の拠点であるシリアのラッカから脱出しつつある。先週のパリ同時多発テロを受けてフランスとロシアが空爆を強化したという背景がある。
数十人の家族や親族が、イスラム国が1年余り前から占拠しているイラク北部の都市モスルに向かったと、英国の人権監視団体、シリア人権監視団が明らかにした。フランスなどによる過去3日間の空爆で、イスラム国の兵士少なくとも33人が死亡したという。
120人以上の犠牲者を出したパリのテロについて犯行を認めて以来、イスラム国への攻撃は激化。ロシアも17日、シリア攻撃の規模を倍加したと明らかにした。イスラム国はシリア北部のラッカを事実上の首都としていた。
ジュネーブ高等研究所のアンドレ・リービッヒ名誉教授(国際歴史・政治学)は、指導者の家族らが逃走しているならば、イスラム国の「力が弱まりつつある証拠だ」と述べ、ラッカを失えば「イスラム国の権威に大きな打撃になる」と指摘した。
原題:Families of IS Leaders Start Leaving Syria Stronghold, SOHR Says(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:Beirut Donna Abu-Nasr dabunasr@bloomberg.netAlaa Shahine
更新日時: 2015/11/18 21:42 JST