ほんま そうかいさんのブログ
平成相場三昧伝 秋風五丈原の巻
吉川英次先生の小説「新三国志」に秋風五丈原という章が、ありまする。
その文庫本は、何処かへやってしまったから、ウロ覺ゑのままに日記には、附けまする。
諸葛孔明は、「出師の表」を書きしるし。魏の北伐へと向かふのでした。
それにしても、いくら玄徳が鬼謀の人でも、物事は、スンナリとは、行かぬものらしひ。
中途で、軍律違反をやった馬謖の処刑(泣ひて馬謖を斬る)や孔明が反乱分子と目した??名前失念といふ武将を、谷ごと焼き払おふとして急な雨にあって、失敗している(孔明の見立ての通り、これが魏の後難となる)。孔明の斉國は、やっぱり魏國に較べると弱體だったみたひだ。
しかも、一度謀られて、命を落としさふになった司馬懿仲達は、陣に引き籠って、もふ出てこなひ。
だふ斉軍が挑發せやふが、引きこもったまんま(たとゑば、仲達に女の服を送りつけたりetc)。
フゥウー、なにが言いたひのかと言ふと、いまのドル円相場が、五丈原のいくさに、そっくりだ。
ここ2か月、まったくのレンジ相場。金曜日に121.475円を附けたので、レンジをアウト・ブレークしたと看做して見た。
そこでGMO証券の高野先生に問い合わせたところ、8月30日121.500円を越えなければ、「もみあい」すなはち保合い継続と先生は、看做すさふだ。わずか25pipisよ。2.5銭。
ただ小生の見立てより、先生の方が正しひだらふ。といふのは、ドル円相場は、国鉄ローカル線のダイヤの如し。正確・几帳面このうゑなし。
それとFOMCが大方の予想どおり、利上げを見送れば、またレンジ中央120円にむかふ筈。やっぱり、「待つべし」だなぁ。本日これまで。Time up/
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