はるるっぴさんのブログ
素人のひとりごと日記
素人のひとりごと日記です。
先日、来年4月入社で内定が決まっている女子学生と話をする機会があった。
「○○銀行は綺麗な人しか採用しない」
「○○グループの会社はすべて書類選考で落とされた」
「親から、大学は関係ないと聞いたけど、メチャ関係する」
など、いろいろ教えてもらった。
同じゼミの女の子で日本銀行に決まった子がいると聞いたので、
「優秀な子なのですねぇ~」
と聞くと
「そうですよ~」
「でも・・・」
そこで言葉が止まったので
気になって
「でも・・・とは?」
と聞くと
「でも、彼女、性格悪いんです~」
「嘘をつくときがあるんです~」
と教えてくれた。
そういえば、昨年の10月の日銀のバスーカ砲の数日前に、黒田日銀総裁が国会で金融緩和は
ないと受け止められる発言をされた。その3日後、バスーカ砲第二弾を炸裂させた1年前のことを
思い出した。
日銀は、上手に嘘をつけるくらいでないと勤まらないかもしれない。
・・・
今日も時間ないので、思いつくままに書いてみる。
○購買力平価
みんかぶ会員さんでFX取引をされている人は、知っていることですが、株だけしている
人は知らない人もいるので、前回の日記を簡単に補足する。
ドル円レート121.47
購買力平価は、企業物価で見るのが、一般的なので99円くらい。
内閣府の浜田参与も購買力平価から見ると円安に行き過ぎていると発言されていた。
サイクル理論で見てもドル円は8年サイクルになっているので、4年で反転することが
多い。2016年は円高になる場面があっても不思議ではない。
(その後に、円は売られると思う。→有事のドル買い→その後、ドル基軸通貨の見直しへ)
2016年に円高になる局面では、株安になるだろう。
購買力平価は 国際通貨研究所のホームページを見れば、チェックできる。
為替の専門家では、シティバンクの尾河氏など数名まともな方がいると聞く。
(まともでない人が多い・・・)
○日本郵政IPOの主幹事
日本郵政IPOの主幹事会社は、IPOを成功させたい。
そのためにもN証券などを筆頭に自己勘定で、日本株を買っている。
先週末、証券会社の営業の方に聞くと、日本郵政IPOでメチャメチャ忙しいとのこと。
落ち着いたら、株をすすめるらしい。
○ECBと中国の金融緩和
ニュースでも報道されていたように、ECBのドラギサプライズ、中国の金融緩和と続いた。
もっともこの材料で株価が上昇した訳ではない。先週株価が上昇したのは、日本株をたく
さん買う人がいたから。それだけのこと。材料は結果の後講釈にすぎない。
(市場専門家は、株が上がれば良い材料を探し、株が下がれば悪い材料を探すのがお仕事。
未来を予想する投資家は、結果の後講釈を得意とする専門家に期待しない方がよいかもしれない。)
日銀が追加の金融緩和をするかどうかは別として、大義名分にひとつになる。
(追加金融緩和の一番のポイントは2%の物価上昇率)
○日経平均株価ターゲット
19,000~19,500円は真空地帯。
次の買い方のターゲットは、19,700円になるだろう。
(投資家によって見方は違う)
日銀の追加金融緩和が評価されれば、20,000円の可能性もある。
○アメリカの景気減速とQE4
「米早期利上げ論さらに後退」
「直近の指標低迷」
(今日の日経新聞より)
日経新聞の記事にもあるように、アメリカ景気が後退期に入っている。
表向きのマスコミ報道では、米自動車販売好調などの記事もあったが、中身をみると
怪しいサブプライムローンのような安易な貸し付けが復活している。
政策的にFRBは、年内または、年明け以降に利上げする可能性はあるが
段階的に上げても0.5%までのように思う。(個人的な予想)
前の日記にも書いたように、その後、利下げして、また0%に戻る。
そして、QE4を実施する可能性もあるかもしれない。
金融緩和政策はホテルカリフォルニア化している。
米ダラス地区連銀のフィッシャー総裁(2012年12月当時)
「この先バランスシートは膨れ上がるだろう。この状態から抜け出せない恐れがある」と
述べ、「金融政策は『ホテルカリフォルニア』化するリスクがある」いつでもチェック・
アウトはできるが決してホテルを去ることはできないという、イーグルスのヒット曲だ」と続けた。
フィッシャー総裁(当時)の予言は的中するだろう。
チェック・アウトは自由ですが
ここを立ち去ることは永久にできません
(イーグル ホテルカリフォルニアより)
○GPIF、年金基金
日本郵政IPOを成功させることは、国策になっている。
成功させるためにGPIF、年金基金は日本株を買っている。
需給面で引き続きプラス材料になる。
株式投資の格言
「国策に売りなし」
(教科書と少し解釈は違う)
○日銀の追加金融緩和
もちろんどうなるかわかりません。
ETFについては、11月には弾切れになりそうなので、買いつけ枠を増額することは
あるかもしれない。GPIFの枠がほとんどなくなっているので、日銀だけでも増額して
おかないと、ヘッジファンドの売りの総攻撃に耐えられなくなる。アベノミクスを継続
することが困難になってしまう。
国債の購入については、普通に考えればない。産業界もこれ以上の円安を望んでいない。
輸出企業もいまの120円水準が心地よい水準かもしれない。
しかし、普通でないことがよく起きるので、どうなるかわかりません。
○早耳ヘッジファンド
2015年9月25日に安倍首相と黒田日銀総裁の会談があった。
その際、マスコミの記者から、首相から金融政策などについて何か要請はあったか、
との問いに対して、黒田総裁は「特になかった」と語った。
マスコミでは、「ない」と報道されていたと思うが、
「特にない」とは「あった」と解釈することもできる。
勝手な憶測ですが、早耳ヘッジファンドがここで追加緩和の情報をつかんだ
可能性も否定はできない。
もしそうだとすれば、ネイサンの逆売りの通りに、売りたたいてから、買っていく戦法を
とったことになる。9月25日から数日後に日本株は反転している。
短期筋の早耳ヘッジファンドが、足元の日本株を買っているかもしれない。
・・・・・
日本郵政IPOまで、日本株は、もしかすると強いかもしれない。
しかし、自信がないので、みんかぶ予想はそのままにする。
テクニカル的には過熱感もあるが、ここでの売り予想は見送りたい。
買い予想
3銘柄継続
引き続き、やや強気継続