TAROSSAさんのブログ
株主優待導入企業が国内上場の3割で過去最高の1227社
株主優待制度を導入した企業が、2015年8月末で過去最高の1227社に達したそうです。
企業の持ち合い株が減り、個人の安定株主づくりが欠かせない背景があるようです。
前年より77社増えており、国内上場する約3600社の3割強で、割合でも過去最高を更新したそうです。
株主優待は小売りや食品など消費者になじみの深い業種が先行してきましたが、今回は機械や金属製品など企業間取引がメインの業種で新設が目立ったようです。
例えばマブチモーターは、日本酒や干物の詰め合わせなど地元産品を選べる優待を始めたそうです。
長期保有者をより優待する企業も175社に増えたそうです。
株主平等の原則に反するとの見方もありますが、大和の松永聖祥氏は「配当より重視する株主もいる。長く株を持ってほしい企業心理の表れでは」と話しているそうです。
本来は株価が上がってくれるのが一番いいですが、それでも優待があるのはうれしいですよね。