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雑談


 澄み渡る秋空に赤とんぼが飛び交う好季節となりました。


 さて、昨晩発表となった注目の米雇用統計。非農業部門の雇用者数が前月比14万2000人増と市場予想20万人増を大きく下回っています。雇用回復ペースが鈍化したことで景気の先行き不透明感に繋がり、年内利上げは困難との見方が浮上。


 ゼロ金利政策が長引くとの思惑から株式市場に資金が流入し、NYダウは200ドル高の1万6472ドルとなっています。シカゴ日経先物は1万7870円と週末の東京市場の日経平均株価1万7725円よりも150円近く高い水準となっており、週明けの東京市場は堅調なオープニングとなることが想定されます。


 ところで、先日、米経済誌フォーブスが2015年版の「米国・長者番付」を発表しましたが、株式投資だけで財を成したウォーレン・バフェット氏が第2位で資産総額は約620億ドル。日本円にして約7兆4000億円に上っています。第1位は米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏で約760億ドル、日本円にして約9兆1000億円です。


 第3位はソフトウエア会社オラクル創業者のラリー・エリソン氏で475億ドル、日本円にして約5兆6000億円となり、この上位3人は2008年から同じ顔ぶれです。


 話を戻しますと、株式投資でこれだけの財を築いたのはウォーレン・バフェット氏だけであり、彼は約80万円の元手からスタートして何兆円もの個人資産を持つに至った世界最高の投資家です。


 『株式投資はロマン』と常々申し上げていますが、株式投資で巨額の財を築くことが出来る、ここにその所以があります。「大きな大きな財を築く」、これが株式投資をする上での目標の一つとなる訳ですが、信用取引や先物取引を利用して短期的な目先の動きに一喜一憂していますと、どうしてもそのロマンからかけ離れ、せいぜい小股すくい(小利)という徒労、最終的には大損という結果、この悪循環に陥るケースが圧倒的に多いです。


 何億、何十億、いや何兆円という大きな利益を得るためにはどうしたらいいのか。日頃忘れがちとなりますので、本日は改めて実際に株式投資で巨額の財を築いた人の手法を確認してみたいと思います。実際にそうなれなくても、真似すればいくらかは近づけるはずです。


 そのウォーレン・バフェットと並ぶ米著名投資家ジョン・テンプルトン氏。『稼ぎ時は弱気相場にあり!』、そして『中長期投資』、この投資哲学で大きな財を築きました。


 彼は第二次世界大戦当時、総弱気の株式マーケットで1ドル以下に下がった割安銘柄をチャンスとばかりに大量に仕込み、その後、多くの銘柄が4倍にも5倍にも大化け。莫大な財を築くきっかけとなりました。『稼ぎ時は弱気相場にあり!』を着実に実践し、財を成しています。


 ウォーレン・バフェットも然りで、最近では「リーマン・ショック」時の急落場面で大量に仕込み、またしても巨額の利益を手にしています。彼らに共通するのは、『悲観の中で買う』ことであり、『弱気相場の中に富の源泉を求めた』という点です。加えて、短期指向ではなく、いずれも中長期投資であった
ことも大切な共通点です。


 振り返りますと、2003年4月。日経平均株価は7607円の大底を付けて上昇に転じましたが、そこに至る過程ではもはやお先真っ暗で、弱気一色。日本沈没とさえ言われ、額面割れ、或いは100円割れ銘柄が相次ぎました。


 一例を挙げますと、日本冶金工12円、住友金属工業36円、神戸製鋼所42円、大平洋金属43円、住友重機46円、丸紅86円・・・等々です。



 そうした急落時に巷の評論家やアナリストは買いの指示を出してくれたでしょうか。多くは、悲観論の大合唱であり、聞こえのいいもっともらしい弱気論を並べていました。当然のことながら、株式マーケットが下落する過程では弱気論・悲観論が正しく聞こえます。そして、悪材料を並べるのは極めて簡単です。


 しかし、株式投資をするという観点からは、評論家ではなく、先に申し上げました実際に投資で財をなした偉大な投資家にこそ学ぶべきものがあります。株式マーケットが下落する過程で悪材料があるのは当たり前であり、従いまして、そうした局面で理路整然と弱気説を説いても余り意味はありません。


 季節は秋。株式投資におきましては大切な季節です。どういうことかと申しますと、「仕込みの秋」であり、経験則からはこの時期の仕込みが最も投資成果が上がります。昨年も一昨年も、その前の年も、そしてその前の前の年もそうなっています。


 昨年は10月17日に底打ちして上昇開始。仕込まれた方は大きな果実を手にしていますが、この度もそうなる可能性は高いです。何故なら、この時期は株価が安いという事実、これが最大の好材料であり、株式投資の真髄である「安く買って高く売る」、これに繋がるからです。
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