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明日から


■ テクニカル : オーバーシュートも底打ち感は生じず

20日線との乖離率20%はオーバーシュート = 売られ過ぎの領域ですので 売り一巡後は相応の自律反発が期待されますが、下ヒゲの短い大陰線が「リバ狙い筋のシコリ感増幅」を示唆しているため、、目先は3度目のギャップダウン → 一段安に警戒したいところ。

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□ 今晩のNY : 大幅続落

東京タイムのアジア株やNYダウ先物の流れを引き継いだ軟調地合いをベースに、8月NY連銀製造業景気指数やNAHB住宅市場指数などの経済指標の内容を加減した推移へ。想定レンジは16,100~16,500ドル。


□ 明日の展望 : 自律反発優位も不安残し

続落不可避のNY情勢からは、軟調スタート後に本日同様「自律反発 → 節目の強弱を見ながらの乱高下」が想定されます。

目先の上値の節目は18,800円台前半。ここを抜ければ19,000円台前半 → 19,200円と視界が広がる反面、下ブレスタートとなった後は18,600円が戻りの節目となりそうです。(その後は 18,800円台前半、19,000円台前半、19,200円)

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★ 明日の戦略 : 反騰の兆しを見極めながら・・・!
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本日は‘週間展望’で下値メドとした18,500円まで一気に下ブレ、ご心配ご迷惑をおかけしてすみません。「一両日中の底打ち」との見方に変わりはありませんが、底値については未だ見えにくい環境ですので、明日もディフェンス重視で臨みながら 反騰の兆しに際しては強気度を上げていく以下のイメージで臨んでください。

・ 本日の「リバ狙いを誘いながらの売り仕掛け」により、懸念していた「底打ち後の安値圏での持ち合い」が現実味を帯びてきています。よって、手仕舞いを決断した銘柄については株価を選び過ぎずに決行し、乗り換え銘柄の安値買い、逆襲へとつなげていってください。

・ 外資勢はトレンド転換(陽転)初期に東証主力の買戻しから再開します。よって、一見リバウンド幅が大きそうな中小型株よりも、急がば回れ感覚にて東証主力を優先するスタンスで。また、今後もくすぶる世界的な景気不安や国内企業業績の安定味を踏まえれば内需主体の銘柄選別がおススメ。


■ マクロ経済 ≠ マーケット

今朝方触れたように、中国政府に景気対策余地が残っている現状で「経済成長率の鈍化」を悲観しすぎる必要はなく、4日で2,000円の下落はマネーゲームの様相の強いオーバーシュートと言えます。※ 政府対応が後手に回った場合の‘金融システム危機’には警戒が必要ですが、少なくとも年内中は回避される可能性の方が圧倒的に高いと判断しています。

欧米金融資本によるシステム売買が株価形成に大きく影響している現状では乱高下の全てに納得のいく解釈は困難ですが、直近の急落に関しては「中国懸念と9月利上げ先送り」などを売り材料としてスタートした調整局面が、いつしか「株安そのものが売り材料にとって代わった」と捉えるのがスマート。

先週さらっと触れましたが、このタイプの急落は特段の好材料がないままある日突然終焉を迎えますので、そのトレンド陽転時にダッシュをつけるためにも中国リスクに対する‘悲観的思い込み’にはご注意ください。


『 恐怖の源泉を直視する! 』


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