【３０日の相場展望】

[ヒロろんさん]

　


週明けの米国株式市場は、ギリシャ債務問題から、ドイツ株式が３．５％と２０１１年以来の大幅下げなど欧州株安を受け、ＮＹダウは、▲３５０ドル安で引け、３市場共に続落だった。
中古住宅成約数などの経済指標は良かった。

さて、ギリシャ問題ですが、３０日までに、ＩＭＦに２２００億円の債務を返済しなければならない。チプラス首相は辞任の意向を固めたようだ。
７月５日の国民投票では、緊縮財政受け入れを賛成する意見のほうが多いようだが、ギリシャの国民性もあるので、気を抜けない。
最悪のシナリオは、ギリシャ国債の格下げから、ＥＣＢ支援の停止。
金融破たんから、ＥＵ離脱となり、旧通貨ドラクマの復活となるが、ロシアとの関係問題もあるので、最悪のシナリオは避けたいところだ。

３０日の東京株式市場は、ギリシャ発、世界同時株安で、中欧米株安を受け、弱含みとなりそうだ。
投資家に不安心理はあるが、パニックには、なっていない。
昨日の東証の、売買代金を見ても高水準であり、押し目買い意欲があると見受けられる。
ギリシャの経済規模は関東の某県くらいの規模だし、東京都のある区の規模と考えていただいたら、理解しやすい。
マーケットは、リスクオフ感に包まれ、積極投資は避けられないが、日本国内のファンダメンタルは、世界的に見ても良好で、ここは、強気の買い向かいの時期と株価をさぐりたい。
今後のギリシャ問題の好転材料には、力強く好反応を示すと思われる。
投資スタンスは、個別銘柄の押し目買いで対処したい。
中小型株にも注目だ。

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【３０日の注目株】

【４６７８秀英予備校】　前日の終値は、９００円　△１４５円

業界再編のＭ＆Ａ思惑だ。好取り組みで踏み上げ相場。
超小型株だけに、昨日も逆日歩1円、本日３．２円円付いている。
目指すは４ケタ。
我々も良く知っているＭ＆Ａ先の資金は潤沢だ。



【４５７９ラクオリア 創薬】　前日の終値は、６０９円　△１００円ＳＴＯＰ高

旭化成ファーマと新薬創出で共同研究を行っている。
京大iPS細胞研究所・iPSアカデミアジャパンと共同研究契約。
創出した５-HT拮抗薬が欧州で特許査定。
「選択的ナトリウムチャネル遮断薬」が日本で特許査定。
アシッドポンプ拮抗薬の日本における新規用途で特許査定。
注射用抗菌剤「ダルババンシン」の国内における開発・販売、製剤製造の権利を再所得。


【３３５６ テリロジー 】　前日の終値は、４４２円　△８０円ＳＴＯＰ高

「標的型メール」からウイルス検知サービスを提供と報道。



【４７３６日本ラッド 】　前日の終値は、８５４円　△１５０円ＳＴＯＰ高

ネットワーク可視化システムのカスタマイズ展開を開始。
ビッグデータ領域でのFPGA活用推進で電通大と提携。
政策銘柄は買い。