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明日から

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☆ ★ 全体相場・戦略 ★ ☆ 
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■ 今週の展望 : 国内需給の陽転期待 ± 海外情勢

お伝えしていた「6/10の黒田ショック後の安値(20,016円)が当面の底値」説については、6/18の2万円割れによって崩壊。ただし、その根拠とした『6/10前後での先物におけるCTA系大口売りのピークアウト』はその後のデータが証明しており、「外資勢による円売り・日本株買いポジションの巻き戻し」は一巡感を高めています。

よって、ギリシャ情勢 & 海外需給次第では5月の上値追いのスタート地点となった19,700円付近までの下落リスクを抱えつつも、メインシナリオとしては「20,000円前後~20,500円台のレンジ相場をベースとしながら、年初高(20,655円)超えのきっかけを探る展開」を想定。

なお、TPP妥結のカギとなる米TPA法案は「米上院で22日に可決 → 7月中大筋合意に急前進」となる可能性が高まっており、潜在的な買い材料としても期待されます。

※ TPPそのものが日本経済にどれほどの影響を与えるかは未知数ですが、変化を好むマーケットは好感するはずです。ただし、いわゆるTPP関連が買われるのは最初の一瞬に止まり、結局は~(略)~への資金流入が加速するとみています。


□ 明日の展望 : リスク回避売り優勢

先週末のCME225(20,110円)にサヤ寄せした軟調スタート後、引けにかけてもユーロ圏首脳会議でのギリシャ問題の行方を見極めたいとする向きから動意の乏しい展開へ。想定レンジは20,000~20,250円。

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★ 今週の戦略 : 欧州情勢を警戒しながら強気策継続!
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“今週の展望”でお伝えしたように、日経平均は外資勢の先物裁定買い残の減少により潜在的な売り圧力が低下 = 上昇余地が高まっている状況ですので、引き続き「好トレンド銘柄の押し目買い」を主戦略とするのが正攻法。

ギリシャ問題に関しては前回同様に形式上のデフォルト回避(実質的にはデフォルト)で着地し、マーケットへの影響は限定的になるとみていますが、弱材料視された場合はテクニカル上19,700円水準までの下ブレも視野に入ります。よって、欧州情勢が落ち着くまでは「要所での3割前後の余力維持をベースとしながら、ストレス銘柄縮小を計る」スタンスも継続。


『 ボール球には手を出さず、的を絞ったミートに集中! 』


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