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アベノミクス第2ステージへの期待

 25日の東京市場は、売り先行後は底堅さが意識されそうである。24日の米国市場は、独フォルクスワーゲン(VW)の排ガス規制不正問題の波及が懸念されているほか、米キャタピラーが大規模な人員削減を発表したことで、中国経済の減速による影響なども警戒されている。NYダウ、ナスダックともに下落となり、シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円安の17415円だった。

 注目されていたイエレンFRB議長講演では、年内の利上げが適切との考えを改めて示したと伝わっている。為替市場ではやや円安に振れて推移しており、米株安の流れを受けて売りが先行後は底堅さが意識されそうだ。また、本日は9月決算・中間期末の配当取り最終日となる。外部環境が不透明ななかでは配当取り後への警戒などもありそうだが、年内の米利上げがコンセンサスとなり、不透明感が和らぐなかで押し目買いも入りやすい。権利落ち分の再投資といった動きが先物市場に入ることも、底堅さにつながりそうだ。

 また、安倍首相は24日、「アベノミクスは第2ステージに移る。国内総生産(GDP)600兆円の達成を明確な目標に掲げたい」と述べ、経済最優先で臨む方針を表明した。目標達成に向けて「新しい三本の矢を放つ」とし、強い経済、子育て支援、社会保障改革を軸に経済再生を実現する考えを強調している。政策期待が高まるなか、押し目拾いの動きが強まる可能性がありそうだ。

 もっとも、大阪225先物はナイトセッションで一時17060円まで下げ幅を拡大させる局面をみせている。イレギュラー的な価格となればよいが、日経平均は依然としてボトム形成が見極めづらいなか、売り仕掛け的な動きには注意する必要がありそうだ。
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