★本日のNHKニュースで、VWニュースを詳報していました。
以下、気付きです。
・なんと、一国の首相(メルケル首相)が登場。ドイツにとって一大事。
米国)オバマ大統領とは、欧州難民問題対応などで電話会談で密接連携の間柄。
(共通の悪役: ロシア プーチン大統領 )
また、生真面目な国民性から、耐えがたい事件。
・日本のVWディーゼル車、輸入無し。ユーザー迷惑の面では、ラッキー。
・今やサッカー大国、ドイツブンデスリーガの協力スポンサーだったことから、
一部、強化費用等で弱体化の可能性あり。
★SW連休明け CME ダウ ⇒ 前日ダウ比 -60ドル まで回復中。
CME日経平均 ⇒ NYダウ結果によるが、朝方に 前営業日比 -100円 くらいまで
(ドル建て) 戻しそうか。(手直しは朝方 多い)
★独VWニュース ↓↓ (NHK)・・・画像▼(右矢印)クリックで、メルケル首相も登場。
フォルクスワーゲン不正 世界に影響広がる
不正の発覚を受けて、アメリカやドイツの当局は、フォルクスワーゲンに対する詳細な再検査などに乗り出していて、さらに、ドイツのメディアは、韓国やカナダ、それにスイスでもフォルクスワーゲンの車両に対する検査などが実施される見通しだと伝えています。また、フランスやイギリスが、EU=ヨーロッパ連合の域内で検査を実施するよう要請するなど、影響は世界的に広がっています。
ドイツ国内では、今回の不正が、フォルクスワーゲンだけでなく、環境先進国ドイツのイメージをも揺るがす事態になっていると受け止められています。今後は、会長をはじめとするフォルクスワーゲンの経営陣が、どこまで不正を把握していたのかが焦点となりそうです。
ドイツ市民 懸念や怒りの声
不正ソフトの仕組み
アメリカ環境保護局によりますと、フォルクスワーゲンのソフトウェアは、速度やエンジンの回転数などから試験が行われていることを検知し、その際にだけ排出される窒素酸化物などを浄化する機能をフルに作動させていたということです。そして実際に道路を走行する際は、走行性能を高めるため、浄化機能を低下させる設定をしていたということです。いわば「お受験」の時にだけ排出ガスを減らすこうしたソフトウェアは、アメリカでは機能を無効にするという意味から「デフィート・デバイス」と呼ばれ、法律で使用が禁止されています。
違反認識しながら搭載か
環境保護局は、フォルクスワーゲンが、排ガス規制に違反することを認識しながら、ソフトウェアを搭載したものとみて詳しい調査を進めています。一方、アメリカのメディアは、司法省が刑事責任の追及を視野に調査に乗り出したと伝えています。
排ガス対策難しいディーゼル車
また、自動車業界への影響については、「フォルクスワーゲンのイメージは、悪化するかもしれないが、ディーゼル車は、ヨーロッパで広く受け入れられており、ユーザーの方向性が変わることはないだろう」と分析しています。そのうえで、「ほかのメーカーもディーゼル車の規制に対応するため苦労して開発を進めてきた。今回の問題を受けて、従来の開発方法の見直しを迫られるところもあるのではないか」と述べて、ほかのメーカーにも技術開発の面で、影響が広がる可能性があると指摘しています。
また、日本への影響については、「ディーゼル車の開発は、最近になって盛んになってきたので、まだ技術的な蓄積は少なく、今後の開発で他山の石にする必要がある。ヨーロッパのディーゼル車に部品を提供している日本の部品メーカーは少なく、大きな影響はないだろう」と述べて、今のところ直接的な影響は少ないという見方を示しています。