kabukabumanさんのブログ
FRB9対1で利上げを見送り
FRBは9対1という圧倒的大差で利上げを見送りました。
主な理由は中国の景気減速やインフレ鎮静化で、今まで通り世界経済に配慮した決定だと思います。
この決定を受けNYダウは一時16933ドルまで上昇する場面も見られましたが
その後は世界経済の減速懸念や連騰の利益確定売りに押されマイナス圏に沈みました。
また年内の利上げに含みを残したことで、市場が再び不安定になるのではないかと少々気掛かりです。
今後は日米とも四半期決算の結果が株価に影響を与えることになりそうですが
それまでこれといったプラス材料が見当たらないばかりか
東京市場は政局の混乱が落ち着くまで海外投資家は静観する可能性が高いため
10月までは先物に左右され易い相場が続く様な気がしています。
因みに日経平均はG.Sの先物・オプション手口から見て
18000円を挟んで上下する展開が最も濃厚ではないでしょうか。
欲を言えば18000円~18500円のボックス相場が続き
好決算で18500円を上抜けるとういうシナリオが理想的ですが
取り敢えず第二四半期決算が佳境に入るまでは
押し目買い、戻り売りのスタンスが賢明だと感じています。
ps:引き続き防衛関連銘柄に注目ですね。