kabukabumanさんのブログ
空売り比率が僅か一日で元の水準に (o_□_)oドテッ
東証空売り比率 うち価格規制あり 日経平均終値(前日比)
9/8 41.3% 33.6% ➡ 17427円( -433円) 最安値は17415円
9/9 37.4% 31.4% ➡ 18770円(+1343円) 悶絶踏み上げ相場
9/10 41.1% 33.7% ➡ 18299円( -471円) 最安値は17956円
昨日はヘッジファンドなど、海外勢のショートカバーと見られる買いが殺到し踏み上げ相場に発展、
日経平均の上昇幅は史上6番目という暴騰になりました。
その結果、空売り比率は3.9%(価格規制ありは2.2%)下降しましたが
今日はご覧の通り一昨日と同水準に逆戻りしています。
通常、空売り比率が30%を超えると株価は安値圏(ショートカバーが入り易い)だと言われますが
最近は40%を超える日が多く(価格規制ありの空売りだけでも33%台という異常な高さ)
どうやらこの考え方は的を得ていない様な気がします。
何れにしても、空売り比率が一夜で元の水準に戻ったということは
昨日の様な超悶絶踏み上げ相場が何度も繰り返すことは有り得ないので
東京市場は再び下りのエスカレーターに乗ったものと思われます。
結局海外勢は、アベノミクスの中身が金融緩和と公共投資だけだと判断し
経済政策に物足りなさを感じて逃げ始めたのではないでしょうか。
だとすれば、新鮮味のある政策を打ち出さない限り、彼等の日本株離れは止まらないと思います。
ところで現在ダウ先物は約100ドル上昇、円相場も1ドル121円付近ですが
日経平均先物は18180円前後と低空飛行を続けています。
明日はMSQですが、またまたボラの大きい一日になりそうです。
///////////////////////////////////////////////////////
[東京 10日 ロイター]
9月第1週(8月31日─9月4日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は
3383億円の売り越し(前週は1兆8830億円の売り越し)となった。
売り越しは4週連続。個人は3156億円の買い越し(同2674億円の買い越し)
信託銀行は1099億円の買い越し(同5155億円の買い越し)だった。
東京証券取引所がまとめた同期間の2市場投資部門別売買状況によると
現物株は海外投資家が4817億円の売り越し(前週は7070億円の売り越し)となった。
売り越しは4週連続。一方、個人は4週連続の買い越し。信託銀行は2週連続で買い越した。