親戚で株式投資をしているご年配の女性がいる。
「株を買うチャンスのときがあったら教えて~」
と頼まれていた。
数日前、日経平均株価が20,500円くらいのときに
その女性にお会いした
「もうそろそろ買ってもいいと思ってね」
「2銘柄買いました~」(^_^)
と言われた。
(2銘柄は、8604野村証券、2768双日と言っていた)
わたしは、まだ買いのチャンスではないと言うと
「慎重ですね~」
「そんなこと言っていたら儲からないわよ~」(・。・;
と言われてしまった。
先週、日経平均株価が18,000円を割れていたとき
(8月26日の朝一番)
「今だったら買ってもいいと思いますよ~」
と電話でお伝えすると
「テレビでは、まだ下がるって言っているじゃない!」
「こんなに下がったら恐くて買えないわ~(震えた声)」
それでも指値するように言ったら
わたしが伝えた値段よりも安い値段で指値して
結局、安いところを買えなかった。
後で聞くと
「もっと下がると思ったのよ~」
「わたしには、金運がない」
と言っていた。
再度安値をトライする可能性は残っているので
もし、次のチャンスがあれば、再度アドバイスするかもしれない。
(状況によっては、売りのアドバイスをする可能性もある)
素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは信頼できる専門家へ)
○波乱の1週間
先々週の金曜日からの1週間は急落、上昇の波乱万丈だった。 (>_<)
NYダウは寄り付きで瞬間-1,000ドル以上という
「ダウ130年の歴史で史上初の下落幅」を記録した。
新聞にも書かれていたが、ダウの下落率は「リーマン・ショック」同じ。
ヨーロッパも中国も「クラッシュ」した。世界同時株安となった。
世界の株式時価総額が、1,000兆円も吹っ飛んだ。ものすごい金額。
めったに見られない「大暴落」を見ることができた。
世界金融危機が継続しているので
将来また同じ風景を見ることができると思う。
○セミナーおじさん
会社を定年になってから、毎週のように証券会社の株式セミナーに通っている
「セミナーおじさん」と週末お会いした。
聞くところによると
先週、波乱相場の最中に開催された株式セミナーが終わってから
講師のところまで行って
「まだ、株下がりますか?」と
セミナーおじさんは、専門家である講師に質問をされたらしい。
すると
「そんなことわかれば、こんなところで話をしていません!」
と専門家が答えてくれたらしい。
・・・
「できる人は実行する。できない人は教える」
○実績のある投資家
先週、波乱相場の最中、実績のある投資家と電話で話をした。
ちょうど、「素人のマーケットメモ㉔」を書いているときだった。
そのときの日記に書いたように、日経平均先物価格は17,300円だった。
「今、コールを買った」と聞いた。
プットは、はすしているとも言っていた。
そのコール(オプション)を28日金曜日の夜に利益確定したらしい。
今週は、仕事が忙しいので、いったんポジションを決済したとも聞いた。
日経平均先物価格は20,150円だったので、結構取れている。
サスガだと思った。
○シグナル
今回の波乱相場で、はっきりした「買いシグナル」は出なかった。
日記でも書いたように「打診買いシグナル」「逆張りシグナル」は点灯した。
一番安いところで、たくさん買うことは、なかなかできない。
○半値戻し
日経平均株価は、リバウンドしてから営業日で3日経過した。
半値戻しの位置にあるので、ここからは難しくなりそう。
新規に買うのも、新規に売るのも難しい位置にある。
ヘッジファンドのアルゴリズムの暴落プログラムは、ややこしい。
日経平均ボラティリティー・インデックスが30を割れているので
プットを売ってくる人もいるかと思うが、引き続き注意が必要になる。
○イベント
9月3日 ECB理事会
9月4日 米雇用統計
9月14日~15日 日銀金融政策決定会合
9月16日~17日 FOMC
マーケットの注目している米利上げがあるかどうか?
重要イベントが続くので、慎重に対応したい。
○マーケット予想
現在、CME日経平均先物 19,150円
まず、自律反発の水準、19,600円くらいまで、戻りを取りに行くか?
それとも、2番底を試しに行くのか?
どちらに行ってもおかしくない。
NYダウチャートの形はよくない。
NYダウのチャート的には、もう少し下がってから切り返した方がよかった。
しかし、そのようにならなかったので、注意している。
○9月相場
先週の暴落相場で予想がさらに難しくなった。
ヘッジファンドの手口を見ても、まだ方向性を確認できない。
昨日まで、強気だったのが、今日は弱気になったり
昨日まで、弱気だったのが、今日は強気になったり
そのようことになっても、おかしくない9月になるだろう。
引き続き、リスク管理をしっかりして相場と向き合いたい。
個人投資家の最大の武器は
「時間」
自分のシナリオ通りになるまで
チャンスを待つことができる。
みんかぶ予想
買い予想:5銘柄→3銘柄
売り予想:なし
日経平均株価は、上昇余地ある。
しかし、アルゴリズム取引による戻り売りを警戒して
やや強気予想→ほぼ中立予想
に変更する。