美味しいうどんさんのブログ
チャートを漠然と見るのではなく板に出る注文の動きを探ろう
株式投資には大切な時間軸。
多くの投資家はキッチリと設定する。
株を買う時には決めている訳だね。
時間軸が決まればチャートのどの位置で入るかを見る。これには板の動きが重要になって来る。
ただ単に株価が点滅するだけに思っている個人投資家が非常に多そうだが、板にはその裏に潜む相手側の思惑が見えて来る。
例えばの話、700円で1000枚の売り注文があったとしよう。
株価がどうも冴えずジリジリと下げている。しかし板には大きな売り枚数がない。
ところが700円で1000枚の売りが消化された途端、株価が上に行くのかと思いきや下に行った。
698円で1500枚が成立。思わず目がパチクリ
これらは隠れた指値売りが這わされていた事を示す。
「株価が700になったら成り売り」という注文が設定されていた訳だ。
隠れている伏せ兵の数はどの程度か?推測する事が大切だね。隠れた敵兵が多ければ危険そのものだ。
板には出ていなかった「隠れた売り玉」が控えていた事を表している。
隠れた敵兵が多そうなら買い方は買い注文を下に下げる。株価を下に誘導する。株価がさらに下がれば買い指値をもっと下げる。丁々発止の駆け引きが行われる。
どうしても売らなければならない事情がある者は、更に安値で処分させられる事態に陥る。
禁止にされているがそれでも横行している「見せ玉」とか「ダマシ注文」とかもあるしね。
板の数字を素直に信じる個人投資家は非常に多い。相場には海千山千のくわせ者達がうじゃうじゃいる。その中で勝ち進むのは、余程の運が良かったか努力したかで運命が分かれる。純情そのものならすぐに餌にされるのが株と言うもんかな
今日は雨模様の天気だったので終日株価ボードを見ていた。^^
某銘柄が直近の安値を下回って来た。
直近4日間の売買は売りが優勢だった。高値で保有していた者達は辛抱出来ないわな~こんな安値に突っ込んで来たら。
そもそもここに至るまで保有していた事に驚く。
不安に駆られ大きな損失覚悟で安値で処分する。仕方なかったんだろうな~大きな売り枚数が板に出て来た。
待ってましたとばかりにサッとさらって買って行く買い方。
突っ込み安値が来たら待ち構えている投資家と、泣く泣く損失覚悟の最安値で売る投資家。
この立場の違いは凄い差だね~
隠れた売り玉、って、そういうことだったのか…。
今さらで恥ずかしいのですが、
うどんさんのお陰でわかりました(* ̄∇ ̄)ノ