先進国グローバルリートインデックスファンドを比較

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

ves2さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ8件目 / 全90件次へ »
ブログ

先進国グローバルリートインデックスファンドを比較

グローバルリートを対象とした投資信託の中で、長期投資に向いているインデックスファンドを比較してみます。

モーニングスターでグローバルリートを対象とするインデックスファンドを検索すると17件ありました。
純資産総額が一番大きいものは、DIAM 世界リートインデックスF(毎月分配型)で292,335百万円ほどありますが、毎月分配型は長期投資に向いていないので検討対象外とします。
続いて純資産総額の多いのはSMT グローバルREITインデックスの13,399百万円となり、純資産の規模が一気に下がります。日本の投資家は本当に毎月分配型ファンドが好きみたいです。
◇グローバルリートインデックスファンドの特徴
先進国を対象とするインデックスファンドでは、市場規模の大きいアメリカの割合が7割を占めます。市場の動きを捉えるという点では良いのですが、分散投資という点ではこれで良いのか疑問があります。
◇SMT グローバルREITインデックス
SMT グローバルREITインデックスは三井住友トラスト・アセットマネジメントの低コストインデックスファンドシリーズです。S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)に連動する成果を目指すグローバルREITインデックスファンドです。
信託報酬は0.594%に設定されています。
実質コストは2014年11月11日から2015年5月11日の半年間で0.342%だったので年間に換算すると0.684%となります。純資産総額が大きく、信託報酬が安いです。グローバルリートを対象とする低コストインデックスファンドの中で最もスタンダードなファンドだと思います。おすすめできる投資信託です。

純資産総額13,332 百万
購入手数料無料(ノーロード)
信託報酬0.594%
実質コスト0.684%
信託財産保留額 0.05%
分配金:年2回
為替ヘッジ無し
◇eMAXIS 先進国リートインデックス
eMAXIS(イーマクシス)は三菱UFJ国際投信の低コストインデックスファンド・シリーズです。S&P先進国REITインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)をベンチマークとし、連動する成果を目指すインデックスファンドです。
信託報酬、信託財産保留額がSMT グローバルREITインデックスより高いです。
実質コストで比較してもeMAXIS 先進国リートインデックスのほうが高いです。

10,263百万円
分配金 年1回
購入手数料無料(ノーロード)
為替ヘッジ無し
信託財産保留額 0.3%
信託報酬0.646
実質コスト0.774
◇ニッセイ Gリートインデックスファンド
2013年12月10日に設定されたS&Pグローバルリートインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)に連動する成果を目指すインデックスファンドです。

SMT グローバルREITインデックスやeMAXIS 先進国リートインデックスは先進国が対象ですが、ニッセイ Gリートインデックスファンドは先進国だけでなく新興国も対象としたグローバルリートインデックスファンドになっています。ただし、市場の小さい新興国の組入比率は小さく、先進国を対象としたインデックスファンドとの差はそれほど大きくありません。

信託報酬は0.432%と他のインデックスファンドと比較しても安く設定されています。
しかし、第1期(2013年12月10日-2014年11月20日)の実質コストは0.72%となり、SMT グローバルREITインデックスの実質コスト0.684%よりも高い水準となりました。純資産総額がまだ小さいことから1万口当たりの費用負担額が多くなっていると考えられますが、純資産総額は伸びてきているので、今後改善される可能性はあります。

ニッセイの低コストインデックスシリーズは、各アセットクラスで手数料の安さから人気がありますので、グローバルリートインデックスファンドにおいても今後に期待です。個人的には成長性に期待して本ファンドをおすすめします。

3,108百万
購入手数料:無料(ノーロード)
分配金:年2回
為替ヘッジ無し
信託期限:無期限
運用手数料:信託報酬0.432%+監査費用0.0432
[2015.7.23]
◇EXE-i グローバルREITファンド
EXE-i グローバルREITファンドは低コストの海外ETFを組み合わせた低コストのインデックスファンドです。2013年5月13日に設定されました。
モーニングスターでインデックスファンドのみにすると表示されませんが、S&Pグローバルリート指数(円換算ベース)を参考指標とし、連動する成果を目指すインデックスファンドです。

他のインデックスファンドとの違いは投資対象国に日本を含むことです。日本を含む分、アメリカの割合が減っています。アメリカの割合を抑えることができるという点が一つの特徴です。
ただし、Jリートに投資する投資信託を別で持っている投資家にとっては、Jリートへの投資割合が増えることになります。

<組入れETF>
・シュワブ US REIT ETF
・バンガード・グローバル(除く米国)不動産 ETF

<実質コスト>
運用報告書を見ると、第2期の実質コストは0.325%とありますが、注記で「組み入れている投資信託証券が支払った費用は含みません」とあります。
EXE-i グローバルREITファンドはETFを組み入れているので、このETFの運用に必要な手数料がかかっています。交付目論見書には0.15%と記載がありますので、実質コストは0.475%となります。(第1期で見ると0.486%+0.15%で0.636%)
以外と高いですが、他のグローバルリートインデックスファンドと比較して実質コストが最安なのは変わりません。
順調に伸びてきているので、今後の安定運用、費用負担率の低下に期待です。

信託報酬0.2484%
実質コスト0.475%
信託財産保留額なし
純資産総額 2,024百万円
分配金:年1回
購入時手数料無料(ノーロード)
信託期間無期限
◇野村 インデックスF・外国REIT「愛称:Funds-i 外国REIT」
Funds-i シリーズは野村アセットマネジメントが運営する低コストのインデックスファンドです。、S&P先進国REIT指数(除く日本、配当込み、円換算ベース)の動きに連動する成果を目指しています。

信託報酬はSMT グローバルREITインデックスと同じ0.594%に設定されています。
第4期(2014年9月8日決算)の実質コストは0.656%となっており、SMTグローバルREITインデックスと比較しても同等です。(決算時期が異なるので一概には言えませんが)
実質コストを低く抑えられている投資信託に思われます。
しかし、純資産総額はあまり伸びていないのが現状です。信託財産保留額は0.3%となっており、SMT グローバルREITインデックスより高めに設定されています。

信託報酬0.594%
純資産総額3,458百万円
信託財産保留額0.3%
分配金:年1回
購入時手数料無料信託期間無期限
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。

ネット証券比較

みんかぶおすすめ