DaDaDa!大仏さんのブログ
ブログ
日本って一体どうなってるの?
って話です
今日2015年7月27日 上海総合指数が8%下落し 数々の中国株式がストップ安になりました
さて、振り返って日本は一体どういう立場に立たされているのか
今回それを探っていこうと思います
まず国内経済環境について
賃上げだ 脱デフレだー なんだーとニュースにあげられてますが、あんなのは民間のセンチメントを盛り上げるだけの大本営発表です
購買力である実質賃金は25ヶ月(!)連続で下落しています
リフレ政策ではこれも想定のうちなのかもしれませんが(雇用者の賃金が低下すれば雇用されやすくなり、経済が安定すれば賃金もそこから上がるという理想)
竹中氏が正社員をなくしましょう(つまり全て派遣社員にすればいい?(笑))なんて発言するくらいですから、上流で搾取する気マンマンなんですよね
氏の社会的立場を考えるとあまりにも自己利益誘導が酷いと思います
確かに正規労働と非正規のヒエラルキー的な扱いの差は酷いものがありますし、改善の余地ありとは思いますが
正規労働と非正規の悪いとこどり(低賃金と切り捨てやすさ)を求めているようにしか感じないのは自分だけでしょうか
さて、その実質賃金からさらに逆進性の高い消費税なんてものを強化したわけです
さらに日銀手動による円安誘導で大規模輸出業や観光業などには恩恵がありましたが
零細中小企業は資材高騰と消費税分を添加できない苦しみを味わっています
中小企業庁が検査してるとか言ってますがこんなのザルですから(笑)
しのぎを削っている納入先が複数ある中で自分のところだけ値上げしたらどうなりますか?
値上げが出来るのは需要が強く必需的なものだけです
食料品とかエネルギー代(電気料金など)
検査しているなんて言ってる時点で問題が起きてますと白状するようなものです
それをさらに引き上げようとしている・・・
・円安によるコストプッシュインフレ
・各種実質増税(控除取止め等)による購買余力の低下
・更に生産年齢人口の現象による人口オーナス(ボーナスの反対です)
・少子高齢化による社会保障負担の劇的な増大(もうそろそろ持たないと思いますが)
全てが経済成長を邪魔しています
円安は行き過ぎだし
増税はできるだけ本来の税収増で代替すべきであり
人口問題は人口動態を把握しながらなんの手も打ってこなかった日本の負債であり
社会負担も前に同じです
国の債務問題についてはわかりやすく開設してくれていたサイトを失念致しました
たしか日本は国際的に負債とみなされない文を負債計上しているといった内容です
この問題については逆に日本が無闇矢鱈に批判されているようです
参考:日経ビジネスOnline 「国の借金」意味分かって使ってる?
増税のためのネタ作りと言った感もあるでしょう
しかしこれでは国内が活気づく訳ありません
結局アベノミクスで得したのは投資家だけです
GPIFは株価が破綻するまで持ち続けるので損を垂れ流し続けるでしょう
つまり年金が溶けます
塩漬けするのも一考ですが、そのお金いつまでも投資して置けるんですかね??
海外は御存知の通り
ギリシャ問題と中国バブル崩壊
それに伴う資源国の収支圧縮
米国の利上げ問題(金利を上げればドル高になりグローバル企業の収益を悪化させる)
利上げ問題についてはリスクオフマネーが途上国から米国に還流し各国のマネーフローに影響を与えてしまうことです
一寸先は闇とはまさにそのとおりだと思います
もう自分の身は自分一人で守っていくという姿勢で挑まないといけない時代なのかもしれません
世知辛いですが、株式をアクティブ運用しようという人は少なくとも資産防衛を狙っているわけですから
頑張りましょう
日本にこだわらないという選択肢も、将来必要になるかもしれませんね
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。