中国6月貿易収支 (前回:+594.9億USD)(今回の事前予想:+567.0億USD)
結果:+465.4億USD
中国の6月度貿易収支は事前予想を下回る低調な結果でしたが
それでも上海総合指数は3970.39pt(前日比+2.39%)で引けています。
ただ今日の高値(4030.20pt)からは約60pt押し戻されており
明日以降4000ptの壁を超えられるかどうかに注目したいと思います。
しかし今回の中国政府による株価対策はどう考えても苦肉の策であり
この様な追い詰められた状況を察知した賢明な投資家は
既に逃げたか、もしくは逃げ場を狙っている様な気がします。
15日には第2四半期GDP 及び 6月鉱工業生産 (前年比)=11:00発表 が予定されており
GDPの前年比が事前予想の+6.8%を下回れば(前回実績:+7.0%)
東京市場にも影響する可能性があるので要注意でしょう。
因みに東京市場は時間外に対ドルで円安が進み
日経平均先物は現在前日比+200円の20290円で取引されています。
明日は対北米輸出比率の高い銘柄は期待出来るかも知れませんね。
<対北米輸出比率が高い銘柄:ウェイトの高い順>
7313 TSテック、7273富士重工業、7267ホンダ、5970ジーテクト、7201日産自動車
2801キッコーマン、6448ブラザー工業、7203トヨタ自動車、6965浜松ホトニクス
7926エフ・シー・シー、7731ニコン、7248カルソニックカンセイ、8035東京エレクトロン etc