ほんま そうかいさんのブログ
平成相場三昧伝 黒白
「ひとは簡単に黒白を附けるといふが、黒と白のあいだには、それこそ無限の色があるのだ。」
出所:池波正太郎小説「黒白」
秋山小兵衛は、邪道に墜ちた剣客、波切八郎を成敗して、つぶやくのであった。
また池波先生は、「男のリズム」といふ随筆のなかで、「とかく今のひとは、黒白を附けたがるやふになった。融通のきかない世間になった。」と昭和60年代に書ひておられる。
小説家の直感とは、鋭ひものぢゃのふ。
いまや平成となりて、いよいよコンピュータによる新黒白時代。
010101010101010101000111・・・・・二進法なり。
だけどないぞ。自然界には二進法なんて。
男と女といふが、ゲイやレズのひとがゐる。
昼と夜といふが、たそかれどきや、かわたれどき。いはゆるTwilightは、だふする。
僕は、保険代理店として、いろんな家庭を訪れたけど、やっぱり、おおかったなぁ。コンピュター関連の會社に入ったは良ゐが、心を病んで、自宅に引き籠った青年たちが。一〇指に余る。
また學友に、信用組合の役員の息子がいたが、大東文化大学へ、ご進学。經濟學を學びに行った。
イエイエ、合気道を學びに行った。東京でコンピュータの會社に入ったは、良ゐが、心を病んで帰郷した。筋肉もりもりのミニ・ゴリラだったのになぁ。合気道では、脳は鍛ゑられなかった。
そして、今、お引き籠り。
コンピュータの二進法は、脳の自然に反してゐるんぢゃなひか?今、鹿児島市の中心、天文館で流行ってゐるのは、メンタルヘルスと眼医者なり。吾が反時代的考察は、けふは、これまで。
金曜日に、ユーロドルを売ってみたが(根拠、陽の陰孕み。酒田五法)、さっき、やふやく黒字に転ぢた。ユーロドルは、売りシグナルを出せり。いざや、追っかけ売りを敢行せん。
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