先週末、中国当局が株式市場の混乱を防ぐために一連の措置を打ち出したことで
今朝の上海総合指数はギリシャ問題を無視するかの様に、前日比+7.82%で寄り付きました。
しかしその後株価は下落に転じ、後場に入ると一時マイナス圏(最安値:-0.88%)に沈み
結果的に今日も±8%を超える株価変動がありました。
ご存知の様に、上海総合指数は6月12日から7月3日までの僅か半月少々で29%も下落し
株価が一営業日で10%前後変動した日も少なくありません。
では何故その様なことが起こるかといえば
一番大きな理由は、売買の80%~90%を個人投資が占めており
その個人投資家も今年急増し、5月だけで1200万件の取引口座が新規に開設されたそうです。
因みに中国の株式市場は、2007年~2008年にバブルの崩壊を経験していますが
現在株式投資を行っている個人投資家は、その後に投資を始めた人が多く
投資経験の浅いことが株価の雪崩現象に繋がるのではないかと考えられている様です。
さらに個人的に感じることは
アナリスト連中が無責任に売買を煽っているのではないかという疑念です。
そうでなければ、初心者に近い個人投資家が年初来の急騰劇を演じられる筈がありません。
それにしても日本のデイトレーダーさんにとっては、この上なく魅力的な市場でしょうね。
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この日記を書いている間に欧州の株式市場は値を戻しています。
もしかしてプラ転するかも?(^_^;)ナンテ