さ のさんのブログ
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嵐の前の静けさ
日経平均のボラティリティが低い。
http://www.toushi-radar.co.jp/data/graph.htm
12日連続下落は歴史的だ!とかって報道もあるようですが、
それ以上にボラティリティの低さが気になります。
「これからボラが高くなる」のは確実なわけで。
考え方は二つ。
1)
現在の株価はまだまだ調整の余地がある。
だからこそ現時点ではボラティリティが低い。
ここから本格的な下落がはじまって、ボラティリティは高くなるんだ。
2)
現在株価は底の状態。
ここからさらに下げる要素も少ないためボラティリティが低い。
ボラティリティが高くなるのは株価が上昇し始めたときだ。
しばらくボラが低い状態でどっちつかず、
って場合もあると思いますが、結局は上か下かに大きく動きそうな感じです。
持ち合い状態でボラが少しずつ上がっていくって可能性もあるかな?
補足ですが、
楽天でもこんな記事がありました。
急落(暴落)に備えよ!
http://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/topinfo/20080704_news_01.html
ご参考まで。
こういう悲観論が増えてくると相場の反転は近い。
もっと悲観論が増え、お先真っ暗状態になって欲しい。
そうなれば底を打つ。
Picks予想も売りが40%近くになっており弱気に傾きつつある。これは早期反転のために好ましいと思う。
こんにちは。
値頃的にはまだ余裕があるのかもしれませんね。
これから総悲観状態がやってくるのかな?
日柄的にはそろそろいいんじゃない?って感もあるんですが。
通常は日柄の方が大事だと思いますが、どうしてもボラの低さが気になるところです。
ぼくは現在オプショントレードを中心にやってますんで、上に動いても下に動いてもいいように準備しておこうと思ってます。
私は1)だと思います。
みんな様子見しているのではないでしょうか。
金井先生に聞いてみようかな
こんにちは。
1派ですか。
ぼくもその可能性が気になってます。
>金井先生に
あ、本日セミナー講師の方ですね。
ぜひぜひ聞いてみてください。
オプションやってたら、コールとプット両方買って(名前あった気がしますけど忘れちゃいました)相場が大きく動くのを期待してたと思います!
シカゴ市場のVIXの上昇とニューヨーク株の下落が相関していると聞いたことがあります。
それと似た話でしょうか。
ところで、私の計算では日経225のHVは19.4パーセントなのですが、リンク先の記事の11.09は何でしょうね?
>ボラの低さの方が気になってます
ですよねぇ。
12日連続の下落でなおこの低ボラ。
不気味です。
>コールとプット両方買って
ロングストラドルやロングストラングルですね。
とくにロングストラドルはプレミアム料が高く付くんで真っ正直にはエントリーできませんが、タイミングを見計らっていいポジションが取れればなぁと思ってます。
>シカゴ市場のVIXの上昇とニューヨーク株の下落が相関している
株価が下落すればボラが高くなり、結果的にオプションのプレミアムが高くなる。
だからVIXも高くなると。
こんな関係ですね。
だから、
もしも今の日経225にVIXを採用していたら、
一般論とは反対にVIXがかなり低い状態になっているわけですね。
ということはまだまだ投資家は恐怖心を抱いていない、という結論になります。
>私の計算では日経225のHVは19.4パーセント
いくつかのサイトを回ってみて僕も気になってました。
が、「日記出しちゃえ!」と思って詳細な調査してませんでした。
期間の設定が違うからだとは思うんです。
HVを相対的な目安として使ってるため、絶対的な数値の違いが気にならないのかなぁと解釈してます。
にしてもゴールデンチャートが算出してるHVだと相対的にも5/23の方がボラティリティ低くなってるし・・・
http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/tm/chart.cgi?code=0624
どんな数値をもとに計算してるのかなぁ・・・
日経平均のHVは下がっていますが、225オプションのIVはそんなに下がっていないです。相場が下落していることによるIVの上昇圧力と、HVが低下していることによるIVの低下圧力が拮抗している感じですかね。ですので、仮に日経平均をベースとしたVIXがあれば、そんなに低下していないでしょう。
サブプライムショック後の、225オプションのIVは、2段下の行使価格のプットで、25-40程度が通常レンジな感じです。1月3月は50くらいまでいく場面もありました。今は、30位なので高くはないけど低いわけでもない水準です。VIXの水準に例えると、20程度といった感じです。
ちなみに2006年後半から2007年初めあたりは、プットのIVが20、コールのIVが15くらいまで低下する場面もありました。オプションの売り手にとっては、HVも低いので大損しにくい反面、プレミアムが安いので大きく取りにくい相場でした。
HVについては虎年さんが以前書いていて、その時示されたHVグラフと水準が近いので、さのさんの日記本文のリンク先のHVも20日で計算しているんじゃないでしょうか。
http://torashishiza.blog55.fc2.com/blog-entry-409.html
おまけ。VIXについて。S&P500の複数の行使価格のオプション価格から、IVに相当するものを算出しているようです。expected volatilityと記述されているので、個々のオプションのIVを使って算出しているわけではなさそうです。算出方法が変わる前の昔のVIXでは、IVから算出していたみたいです。
http://www.cboe.com/micro/vix/faq.aspx
私はあまり重視していない指標です。
新井邦宏著「投資の王道」にもテクニカル分析上は記載されていませんでした。
はい、オプションのIVはあまり下がってませんね。
>仮に日経平均をベースとしたVIXがあれば、そんなに低下していないでしょう。
たしかに、VIXはオプションをもとに、って考えるとそんなに下がってないかもしれませんね。
>さのさんの日記本文のリンク先のHVも20日で計算しているんじゃないでしょうか。
なるほど20日っぽいですね。
参考になります。
>オプションのIVを使って算出しているわけではなさそう
なるほど。新開発の公式ってわけですか。社外秘かな?
ともかくHV自体が下がってるのは事実なわけで、そこが気になります。
こういうパターンもまれにあって、上昇することも下落することもあるわけですけどね。
ボラが上がっていくとき、どんな動きになっていくかを参考にしたいと思います。
えっと、オプションをやるひとにとってボラティリティはそれなりに重要だと思います。
トレンドとボラティリティ、そしてタイムディケイ。
このあたりが重要視されます。
ボラティリティを意識しないとカレンダースプレット等もやれませんし(やらないという選択肢ももちろんあります)。
で、今回の件はそれとは別の観点で気になってます。
NGTNさんもおっしゃってますが、
一般的には株価の下落と共にボラティリティが高まる、という基本原則があるわけです。
が、今回はそれに反しているからです。
しかも12日連続下落、なんていう特殊な下落が続いているのにもかかわらず。
(だからこそ特殊事例でボラが低いのかも知れません)
そんなわけで気持ち悪さが存在しているんだと理解いただければと思います。
不気味さは理解しました。
売り方・買い方とも警戒感と期待感が交錯しこのような事態になっているのかも知れませんね。
そして個人投資家も色々勉強されていますのでより複雑になっていると解釈しています。
以上失礼いたしまた。
また色々教えて下さい。
>売り方・買い方とも警戒感と期待感が交錯し
そんな感じなのかもしれませんねぇ。
>個人投資家も色々勉強
インターネットを代表として環境が変わってきているのは大きいですね。
意欲的に学ぼうとする人にとっては勉強しやすい環境だと思います。
こちらこそ、切磋琢磨していきましょう!
今回は、珍しく専門てきで、焼酎飲みながらでは理解が???
難しそうな理論ですね
頭がちんぷんかんぷんになってしまいました
勉強不足ですが、オプションは、わかりません
そのうち勉強してみます
外為のオプションは、売っていましたけど
こんばんは。
オプション自体は必要に応じて、って感じでよいと思います。
ボラティリティの知識は、株をやっててもFXをやってても価値があると思うのでぜひ勉強なさってはいかがでしょうか。