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概況


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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      

18076.27(+ 64.33)△0.36%


□ナスダック       

5099.23(+ 22.71)△0.45%


□S&P500      

2114.07(+  4.47)△0.21%

□ダウ輸送株       

8510.04(+102.60)△1.22%


□半導体株(SOX)    

732.70(-  4.58)▼0.62%

□NY原油先物(7月限)   

59.64(- 1.62)


□NY 金先物(8月限) 

1184.90(- 9.50)

□バルチック海運指数    

598   (+  7)

□為替      

(対ドル)124.25(前日比0.10円安)
        

(対ユーロ)140.02(前日比1.73円安)

□CME日経225先物 

20580(+ 90)※大阪先物比


 
 3日のNY株式市場は、ギリシャ懸念の後退や雇用指標の改善を手掛かりに買いが優勢となり反発しました。

 民間雇用サービス会社のADPが発表した5月の雇用報告で、民間部門雇用者数の伸びが市場予想を上回ったことや、米商務省が発表した4月の貿易収支で赤字額が大幅に減少したことで投資家心理が改善し買いが先行。

 欧州中央銀行(ECB)はこの日の定例理事会で量的金融緩和の継続を決定。ドラギECB総裁が欧州景気の持ち直しに言及したことや、ギリシャの債務問題に関してフランスのオランド大統領がギリシャとの協議が合意に達する可能性を示唆したことでこの問題に対する懸念が後退したことも買いにつながり、ナスダック指数は5月27日に付けた過去最高値(5106)を上回る場面もありました。

 ECBはユーロ圏の物価見通しを上方修正し、ドラギECB総裁が「市場はボラティリティの高い局面に順応する必要がある」と発言し、金利上昇に慣れるよう促したことでドイツの長期金利が急上昇し、米長期金利も上昇。この日のNY株は5日の雇用統計の発表を控えて方向感に欠ける面もありましたが、金利上昇による収益改善期待で金融株が上昇したことが相場を下支えとなり、主要指数はそろって反発です。

 S&P業種別指数では、通信、一般消費財(小売り、メディア等)、金融、資本財(重工業等)などが上げた一方、公益(電力等)やエネルギーなどが下げました。

 個別銘柄では、収益改善期待でウェルズファーゴやJPモルガン、シティグループなどの金融株が軒並み上昇。為替市場でユーロ高・ドル安となったことを好感してユナイテッド・テクノロジーズやスリーエムなどの工業株にも買いが入りました。利益見通しを上方修正するとともに自社株買いを発表したハンバーガーチェーンのウェンディーズが上昇。有力投資家が保有比率を増やしていると伝わったSNS関連のリンクトインも大きく上昇しました。

 一方、高い配当利回りが魅力の電力株は、金利の上昇が嫌気され軒並み下落。インテルが3日連続で値を下げており、この日はマイクロン・テクノロジーやザイリンクスなど半導体株の値下がりが目立ちました。原油安を受けてシェブロンなどのエネルギー株が軟調に推移。アナリストが投資判断を引き下げたアメリカン航空も下落しました。

 ダウ構成銘柄では、ホームデポ、JPモルガン、ユナイテッド・テクノロジーズ、ゴールドマン・サックス、アメリカン・エクスプレスなどが上昇し、インテル、シェブロン、コカコーラ、ファイザーなどが下落しました。

 NY原油先物(WTI)は反落。足元の原油生産が増えていることを受けて需給の緩みは改善しないとの見方が優勢となりました。株高を受けてNY金先物も反落しました。


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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆昨日の日経平均株価は続落し、前日比69円安で取引を終了しました。欧米株は上昇し、ナスダック指数は取引時間中の最高値を更新しています。


 為替市場ではユーロ高が進み、円は対ユーロでおよそ5カ月ぶりの円安水準となっています。

 CME日経225先物(円建て)は2万0580円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万0473円と比べ110円ほど高い水準となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万0833円 ITバブル時の最高値(2000年4月12日)


 2万0655円 直近高値(5月28日)


 2万0580円 CME日経先物


 2万0540円 5日線


 2万0500円 心理的節目


☆2万0473円 昨日終値


 2万0393円 一目転換線


 2万0278円 窓下限(5月22日高値)



◆本日は、

◎週間の対外及び対内証券売買契約等の状況
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 8:50に5月24~30日分が発表されます。ちなみに5月17日~23日の海外投資家の買越額は5612億円で、3週連続の買い越しとなっています。


◎週間の投資部門別株式売買状況
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 15:00に5月第4週(5月25日~29日、日経平均298円高)のデータが発表されます。

 ちなみに5月第3週(5月18日~22日、日経平均531円高)は、個人投資家が5958億円の売り越し、海外投資家は4375億円の買い越しでした。


 その他、国内では5月の車名別新車販売、海外では1~3月期の韓国GDP速報値、英中銀金融政策委員会、週間の米新規失業保険申請件数、5月の米企業人員削減数、1~3月期の米労働生産性指数改定値などの発表が予定されています。




◎主な決算発表
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 13:00 トップカルチャー(7640)

 15:00 くらコーポ(2695)

       クミアイ化学(4996)

 15:30 積水ハウス(1928)

       綜合臨床(2399)




◆その他のトピックは、種子島にロケット発射基地を新設、OECD今年の世界経済成長率を下方修正、改正JR法が成立、家庭向け地震保険料19%上げ、ECB量的緩和継続・ユーロ圏の物価上昇率見通し引き上げ、中国が関税引き下げで消費刺激、トヨタが車載ITでフォードと連携、日産の中国販売5月は前年並み・マツダは42%増。

 ジーユーも秋冬物値上げ、カナモトが東南アに3拠点開設、大陽日酸がタイの同業を買収、ソフトバンクが韓国ネット通販に1240億円出資、楽天が公募増資で2000億円調達、幸楽苑の5月既存店売上高は2.1%増・ハイディ日高は1.6%増、ユナイテッドは保有の富士山マガジンサービス株を売却。

 巴工業の上期経常は13%増、不二電機の1Q経常14%増、泉州電の上期経常10%増、ピープルの上期経常は2.8倍増、三井ハイテク上期経常28%減、エディオンが転換社債発行と自社株買い、米運用会社が東洋水産株5%取得、ガンホーが東証1部へ市場変更申請へ、ジャスダック年初来高値を連日更新、信用評価損益率が3週連続で改善・・・等々。



◎明日の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 5日(金)


 5月上中旬の貿易統計
      

 4月の景気動向指数速報
      

 1~3月期のユーロ圏GDP改定値
      

 5月の米雇用統計
      

 ギリシャ、IMFへの3億ユーロ返済期日


◆今日の高島暦 

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