明日から

[ヒロろんさん]

■　テクニカル ： 上下双方のボックス相場を意識
13日連続での5日線上キープにより上昇トレンドは維持。ただし、トレンド強弱の重要指標である10日線（20,421円）・転換線（20,393円）割れや、強めの売りサインであるストキャス（13日）の高水準でのデッドクロスなどが視野に入っているだけに油断は禁物。

直近の大商いにより「20,500円が当面の節目となりやすい」環境を踏まえれば、ここから上ブレるなら20,500～21,000円、下ブレるなら20,000円～20,500円にレンジが変化していく可能性も念頭に。

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□　今晩のＮＹ ： 不安残し

昨日示した上値の重さや、東京時間中のＮＹダウ先物やユーロドルの戻りの鈍さを踏まえれば、17,900～18,100ドル内での弱基調継続が本線。

夕方発表のユーロ圏5月消費者物価がデフレ懸念を増幅させるようなら、ユーロ安→株安による17,900ドル割れもリスクシナリオとして念頭に。


□　明日の日本 ： 様子見ムード

買い方優位に変わりはありませんが、水曜のＥＣＢ理事会・米ＡＤＰ雇用報告・ベージュブック、週末の米雇用統計などのビッグイベントを控えているだけに、20,400～20,700円レンジでの底堅く上値も重い展開へ。

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★　明日の戦略 ： 手仕舞い条件の厳格化で下ブレをケア！
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ＮＹダウは約2週間調整ムードを継続しているだけに、欧米重要イベントに絡めた下値余地も限定的であり、日経平均も20,500～21,000円レンジへの移行を本命視しています。ただし、上記テクニカル要因から下ブレた場合には当面20,500円水準が天井圏となる可能性も残る事から以下のように全体戦略を微調整していきたいと思います。

□　売買条件の厳しめ修正 ： 上昇時の利確に関しては21,000円トライを念頭に「売りすぎ注意」を継続しつつ、買い下がりメドを20,400円に切り上げ、20,300円を割り込むようなら慎重度アップを計りたいところ。

※　個別戦略についても同様に売買条件を切り上げるのがおススメ。

□　一発逆転狙いよりもトレンド重視 ： 今朝方触れたサイバー関連やマイナンバー関連のように太いテーマでさえ動意づくまでは相応の日柄を要する ＝ 中小型株は売買難易度が高い状況です。よって、好トレンド東証主力・準主力株を中心視するスタンスはそのまま。

同時にオーバーシュート気味なドル円の上昇ピッチを踏まえて、輸出関連と内需系のバランスも配慮してポジションを構築していってください。


『 目先の変化、大局的な変化！ 』